当オフィスで相談できること、相談できる困り事、カウンセリングで対応できることです。その他のことでも承ります。また、医学的治療が必要な場合には、提携している医療機関をご紹介いたします。
目次
1.こころの病気
こころの動きやあり方、状態に不具合が生じ、生活上・職業上・家庭上で問題が起こります。ここでは個別の病気は取り上げず、全般的な視点や対応を書いています。
2.トラウマ
いわゆる「心の傷」と言われるものです。身体が傷つくことと同じように同じように心も傷つきます。トラウマによってさまざまな問題や症状が起こってきます。
3.発達障害
心と身体の成長や発達がうまく作動しなかったり、アンバランスになったりすることを指します。近年注目されています。
4.不安障害
不安とは非常に苦痛な感情ではありますが、人間が進化の過程で獲得した、生存のためには重要なものです。不安があるからこそ、危険なことを避け、死のリスクを下げることができます。そうした意味でも不安は危険信号、アラームのような役割をはたしています。しかし、そのアラームが何らかの原因で誤作動を起こしてしまうことを不安障害と言います。
5.依存症
依存症とは、ある特定の行為や物質使用を続けると重大な問題になると理解しつつも、その行為や物質使用を止めることができないことを指します。
6.うつ病
人間であれば、多少の気分の波がありますが、その波の強さがあまりにも過剰で、かつ一定以上の期間持続し、日常生活や職業生活に支障をきたすほどになると病気や障害ということになります。気分の落ち込み、つまり抑うつのみあらわれるものをうつ病と言います。抑うつと躁状態(気分の高揚など)が交互に繰り返されるものを双極性障害と呼びます。加えて、その波のサイクルが長いものを双極性1型、短いものを双極性2型と分類します。これら全てを総じて気分障害といいます。
7.統合失調症
統合失調症とは妄想や幻聴などの症状をある慢性的な精神障害です。薬物療法による治療が主となりますが、それ以外にも心理社会的リハビリテーションやカウンセリングなども有効です。
8.パーソナリティ障害
パーソナリティ障害、特に境界例や境界性パーソナリティ障害について解説しています。非常に対人関係が困難で、過度に情緒が混乱しやすく、自傷や自殺企図など危険な行動をしがちです。カウンセリングでもカウンセラーとの関係が不安定になりやすい傾向があります。
9.身体表現性障害
状況や環境、対人関係といったストレスから様々な身体症状を呈する病気です。
10.引きこもり
病気や怪我ではないにも関わらず、外出をしたり、人と会ったりすることを避け、自宅や自室に居続けてしまいます。時には家族との接触も避けることがあります。
11.不眠症
不眠症は非常にありふれた症状であり、全人口のうち10〜20%ほどは不眠症状を持っているとも言われています。一過性の不眠症状まで含めると、おそらく一度も不眠を体験したことはない、という人は居ないのではないかと思われます。不眠症は以下の様に分けることができます。
12.自死・自殺・自殺防止
現在、日本では年間約3万人の人が自殺でなくなっています。自死・自殺についての現状やそのメカニズムについて解説し、その予防策について論じています。
13.不登校
学校は勉強を学ぶ場だけではありません。社会性や人間関係、人間性を身に着け、向上させる場でもあります。だからこそ、人によっては学校に不適応になってしまう場合もありますし、不登校に至ることも稀ではありません。非行や反社会的行動という問題になることもあります。そうなってしまう経緯や事情もあるでしょうし、その原因を解決することも必要です。しかし、それ以上に学校から離れることにより勉強が遅れたり、友達関係が疎遠になってしまい、そのこと自体がさらに不具合を助長させてしまいます。原因の解決以上に、助長させないような取り組みをしていく必要があります。
14.HSP
HSPとは過敏な人という意味です。些細なことに敏感に反応してしまい、それによって苦痛や疲弊など色々な問題を呈してしまいます。そうしたHSPのカウンセリングについて書いています。
15.摂食障害
過食や嘔吐、拒食などの食行動の問題を呈するのが摂食障害です。若い女性に多く、その根本に低い自尊心やボディイメージ障害、極端な思考などがあります。
16.ヤングケアラー
ヤングケアラーとは、親などの家族を世話したり、介護したりする子どものことです。そのために本来の学業ができなくなったり、友人関係を楽しめ買ったりし、それによって大人になってからも様々な問題が起こってしまいます。
17.自傷行為
自傷行為とは、自らの身体を傷つける行為です。リストカット、アームカット、薬物の乱用、過食嘔吐、抜毛などがあります。自傷行為によって苦痛な感情から逃れたり、人からのケアを得ようとしたりします。
18.性犯罪者
性犯罪を犯してしまう要因は様々です。貧困、家族、社会的状況、衝動性、パーソナリティ傾向、薬物などなどが関連しています。そうした状況を整理し、自己を振り返り、同じような犯罪を繰り返さないようにすることは大事ですが、単に意識するだけ、注意するだけでは何ともなりません。カウンセリングでできることは限られていますが、その中で衝動のコントロール、ストレスマネジメント、環境調整、自己分析、社会的・経済的自立の促進、家族支援などのいくつかの方法の組み合わせを実施することにより、再犯に至るリスクを軽減していくことは可能です。
ただ、当オフィスは個人事業でしていることもあり、殺人や強制性交といった重犯罪には対応することができないことをご了承ください。
19.セクシャルマイノリティ
からだの性とこころの性が不一致で、そのために日常生活や社会生活、学生生活に支障をきたしてしまう状態のことです。
20.反抗挑戦性障害
反抗挑戦性障害とは他者に対して攻撃的で、破壊的な行動をしてしまう易怒的な性質をもった精神障害の一つです。多くは幼少期から児童期に発現します。原因としては器質的な要因が指摘されています。
21.家庭内暴力
家庭内暴力とは子どもから親に対する暴力や暴言などを指します。脅しのようなものから、実際に傷害を加えるような危険度の高いものまであります。
22.ためこみ症
ためこみ症は、物を大量に集める癖のため、所有物の整理ができず、所有物に対する執着が強くて捨てられないという症状です。
23.育児
出産は大きな出来事です。基本的には喜ばしいことですが、反対にストレスも大きいです。育児にまつわる問題は人によっては非常に大きくなってしまうことがあります。育児の方法を現実的に学ぶことも必要でしょうが、それ以上に育児ということを通して自身の在り方を振り返る機会にもなりますし、それが重要な転機になることもあります。
24.性格
「三つ子の魂百まで」ということわざにあるとおり、性格は幼少期にその基礎ができます。生まれ持った気質と小さい時の養育が複雑に絡み合って形成されます。従って、性格はなかなかそう簡単には変化しませんが、それは変化しないということではありません。それなりの時間をかけてじっくりとカウンセリングに取り組むことで徐々に変わっていくところもあります。
25.対人関係
人間のストレスの中でも1位2位を争うぐらい大きな問題です。また、基本的には他者を直接変えることは不可能です。ですので、こちらの対応やとらえ方、働きかけ方を変えていくことにより対処することが現実的でしょう。
26.家族関係
家族は支えになることもあれば、非常に苦痛になることもあります。密接な関係だけに葛藤も大きくなったりします。長年にわたって家族に怨みを持ち続けてしまうことも時にはあります。もちろん、家族は必ず仲良くしなければならない、とは思いません。ただ、どのように家族の問題を整理し、気持ちや考えに折り合いをつけていくのかは重要なポイントとなるでしょう。
27.職場ストレス
上司部下との関係、過重労働、長時間労働、責任ある仕事などのストレスにより心身に不具合が生じ、人によっては病気療養・休職を余儀なくすることもあります。そして、療養後に復職となりますが、この復職は非常に難しいところがあります。療養により集中力や活動性が低下していますし、復職に対する不安もあります。仕事ができる身体と心に戻していくことはそれなりにやらねばならないことが多いでしょう。
28.キャリア
人間はただご飯を食べ、お金がもらえ、生活ができるだけでは満足するものではありません。自身のしていることが評価されたり、スキルアップしたり、困難な課題を達成したり、出世をしたりすることが自分自身に非常に満足を与えます。いわゆるキャリアを考えることは自分自身を考えることであり、人生をどのように満足し、全うできるのかという重要なテーマです。
29.人生と生きがい
少し哲学的になるかもしれませんが、自分の人生について考え、振り返り、整理していかねばならない局面が時には訪れます。進路・進学・結婚・転居といった現実的な節目もあるでしょうし、内的なところから自然発生的にわいてくることもあるでしょう。そうした時に、今一度立ち止まり、カウンセリングを通してゆっくりと考えていくことは、今後の人生により彩りと豊かさをもたらしてくれるでしょう。
また、特に問題や症状を抱えていなくても、自分自身に向き合い、自分自身のことを知っていき、さらに良い人生や生活にしていきたいという方にもお役に立てるかと思います。
30.いじめ
心理的・物理的にいやがらせを行ったり、暴力を振るったりすることです。時には暴行・傷害・恐喝などの刑事罰に匹敵するぐらいのことが行われたりもします。このことによって、様々な心身の不調や不登校に至るケースも珍しくありません。いじめ被害者は羞恥心や惨めさなどから他者に助けを求めることができにくいという特徴があります。また、いじめは加害者が被害者に、被害者が加害者に、容易に転じることもあります。このことから、いじめというものが社会構造の問題によるものであると同時に、加害者も心のひずみを持っていると理解することができます。
31.被害者・被災者支援
犯罪や事故、災害によって生命や財産が失われるだけではなく、心に深い傷を負い、そのことにより人生が急激に変化してしまいます。しかも、ほとんどの場合、被害者・被災者には何の責もありません。こうした場合の対応として、安全の確保、生活基盤の安定、日常生活の回復、経済活動の回復、必要であれば経済的支援がまずは必要となってきます。また、それだけではなく、社会的なサポートや心理的なサポートが必要になる場合もあります。カウンセリングの中で落ち着いて話ができることも大切でしょうし、そのなかで解決の糸口を探していくことも大切でしょう。
ちなみに、犯罪被害者に関して、神奈川県では回数の制限はありますが、カウンセリングの費用を負担してくれる制度がありますので、詳しくはお問い合せください。
32.からだの病気
身体的な病気により精神が病む場合もあります。反対に精神的な不具合が身体の病気として現れる場合もあります。このような時、身体的な治療と並行して、心をケアやカウンセリングをしていくことで改善に向かう場合があります。
32.その他に対応できる困りごと
その他の心に関する問題、精神障害、対人関係上の問題などなど、幅広く相談にのることが可能です。