心理オフィスK

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こころの病気のカウンセリング

目次

  1. こころの病気の分類
  2. こころの病気とは
  3. こころの病気の特徴
  4. こころの病気の対応
    4.1 こころの病気に対する生物学的治療
    4.2 こころの病気に対する社会学的治療
    4.3 こころの病気に対する心理学的治療

 からだと同じようにこころも傷付いたり、障害をおったり、病んでしまったりします。こころの病気にもたくさんの種類があり、その症状や特徴、対処はそれぞれ違います。全てを挙げることはできませんが、その中の代表的なものをいくつか挙げて、説明します。

1 こころの病気の分類

 主に代表的で、よく見かけるこころの病気を箇条書きで示します。

気分障害
不安障害
統合失調症
パーソナリティ障害
発達障害
解離性障害
心身症
摂食障害
睡眠障害
性障害
依存症
認知症

 以上のとおりです。DSM-5(精神障害の診断と統計マニュアル 第5版)ICD-10(国際疾病分類 第10版)などを始め、こころの病気の分類は色々とあり、それぞれによって分類が微妙に変わってきます。

2 こころの病気とは

 では、こころの病気の原因とは何でしょうか?これも病気の種類により全く違ってきますし、確定していることが少なく不明である点が多かったりもします。少し古い観点ですが、環境と素因の掛け合わせてこころの病気になるかどうかが決まってくる、と言えます。そして、こころの病気の種類によって環境因が強く働いていたり、素因が強く働いていたりします。例えば、統合失調症や発達障害などはどちらかというと素因の影響が強いと言われていますし、心身症や不安障害などは環境因の強さが指摘されたりもしています。

3 こころの病気の特徴

 例えば、気分障害であれば気分の波が主症状としてあります。例えばパーソナリティ障害であれば、極端な考え方と衝動的な行動が特徴としてあります。摂食障害などは食事を極端に食べたり、極端に食べなかったりします。きりがないので、今回はひとつひとつ説明するのはまた別の機会にしますが、どのような症状や特徴も強弱や程度問題があります。つまり、多少の特徴であれば、どんな人にも見られるのです。睡眠障害などは一生涯で罹患する確率は6〜7割と言われたりもします。これだと睡眠障害にかからない人の方が少ないぐらいですね。

 何が言いたいのかというと、単に症状があるだけで障害や病気と判断することはできません。大切なのは症状や問題によって、どれぐらい日常生活・職業生活・生活の質に支障が出ているのかが判断の基準になります。さらに、そうしたことがどれぐらいの期間、継続しているのかもポイントです。例えば、失恋や失業などで一時的に抑うつ的になったり、感情が不安定になったりしても、それは一時的なものであり、数日か数週間の間に回復するのであれば、それは病気や障害とはいえないでしょう。

4 こころの病気の対応

 種類がたくさんある全てのこころの病気に共通した万能薬があるわけではありません。それぞれのこころの病気の種類によって対応や治療は変わってきます。もっというと、同じこころの病気であっても、各個人によって方法は変わってきます。なぜなら、こころの病気はほとんどの場合は、その人の生き方や性格、生活環境と相互に影響を与え合っているので、それらのことを抜きにして対応することはできません。

 それを前提として、治療方法としては大きくは以下の3つに分類することができます。

(1)生物学的治療
(2)社会学的治療
(3)心理学的治療

4.1 こころの病気に対する生物学的治療

 (1)生物学的治療とはいわば医学的治療とほぼイコールです。こころの病気の場合には精神科や心療内科ということになりますが、そこでは薬物療法が多く行われています。その他にはECT(修正電気痙攣療法)などもあります。以前の薬物療法は副作用が強かったり、依存性が高かったりして、危険度の高いものもありました。しかし、昨今の薬物は非常に進歩しています。副作用が少なく、依存性が低く、かつ効果も高いものが毎年のように発売されています。この薬物療法により、以前は社会復帰など考えられなかった統合失調症なども、かなりの割合で寛解していくようになりました。

 それでも、薬物療法に抵抗や不安のある人はたまに見かけますし、その気持ちも分からないではありません。昔のネガティブなイメージをそのまま持ってしまっている方も多いでしょうから。その他にも本人は薬物療法に乗り気だが、家族や親戚、友人に反対されているという方もおられたりします。症状を軽減し、困りごとを解消するためにも、薬物療法の選択肢を少しでも考えてもらえると良いかと思います。

4.2 こころの病気に対する社会学的治療

 (2)社会学的治療は、主に環境調整やストレス状況からの安全確保、デイケアや作業所などの社会的活動の提供などを指します。

 例えば、過重労働で毎月100時間以上も残業をしているうつ病の人を、その残業をさせ続けながら治療することはできません。やはり残業のない制限勤務に切り替えたり、時には休職をするなどし、安全と安定を確保した環境に身をおいてもらうことそのものが治療になるのは感覚的に理解できるのではないでしょうか。

 デイケアや作業所なども、いきなりフルタイムでの仕事をするなどできない障害者のために、中間地点であるこのような場所で社会経験を積んでもらい、その経験を元に次のステップに行ってもらう必要があります。そのような場所を提供することも社会学的治療に当たります。

4.3 こころの病気に対する心理学的治療

 最後に(3)心理学的治療です。当オフィスでも行っているカウンセリングなどがそれに当たります。また、社会学的治療ともやや重複しますが、集団カウンセリングや集団療法なども含めても良いでしょう。

 こころの病気の要因は様々ですが、ストレスや葛藤、トラウマなどが多かれ少なかれ影響しています。そうした絡み合った要因を整理していくことはカウンセリングがもっとも得意とするジャンルです。そして、これはカウンセリングの学派や流派によっても異なりますが、ものの捉え方の改善、行動の改善、葛藤の解消、心のあり方そのものの変化をうながすことをカウンセリングではしていきます。その結果、こころの病気そのものが解消・改善していくことになります。

 ただし、こころの病気に対する心理学的治療は一般的には中長期的にみていかねばなりません。薬物療法などは比較的短時間で効果があらわれますが、心理学的治療は数ヶ月から下手をすれば数年単位になることもあります。じっくりと腰をすえて自分自身のあり方を見直していく時に、その効果もじわじわとあらわれてくるでしょう。


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