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知能検査

知能検査は、1900年初頭のビネーとシモンによる知能測定尺度が始まりとされています。

当初は、子どもが対象で、適切な学習を受けさせるために知的障害児の選別することが目的でした。その後、第一次世界大戦の勃発により検査対象が成人に拡張されました。アメリカで兵士採用の目安の一つとして検査が開発され用いられるためでした。文化的/時代的な背景や目的が強く反映されているといえ、当初の知能検査は知能の高低に重きを置いていたといえるでしょう。

現代では知能の高低を検討することに加えて、その人の様々な認知機能/知的機能の特徴を知り、効果的な作業や学習の方法を検討するといった方向にシフトしています。それに伴い、知的機能の研究が活発に行われており、それに伴い検査も改定が進められています。

知能検査の代表的なものとしては、WAIS-ⅣやWISC-Ⅳなどのウェクスラー法、田中ビネー知能検査Ⅴなどのビネー法などがあります。いずれも様々な課題を行い包括的に知能を測定していきます。

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