プレイセラピー

言葉で内面をうまく表現できない子どもに対して遊びを表現方法として用いる心理療法であり、遊戯療法と訳されています。

子どもへの精神分析の応用から創案され、アンナ・フロイトやメラニー・クラインによる児童分析などが源流にあります。両者の主な違いとして、アンナ・フロイトは子どもとのラポール(信頼関係)を重視し、遊びのなかで自我や無意識の分析に焦点を当てました。一方、クラインは遊びそのものが無意識を表すものと考え、解釈を通して子どもの不安を意識化し、心的発達を促進することを目指しました。

そのほか、来談者中心療法のカール・ロジャースに師事したヴァージニア・アクスラインが子どもとのラポールや主体性の尊重、受容的な接し方、必要な制限をはじめとした「遊戯療法の8原則」を提唱しました。これによって、現代のプレイセラピーの基本的スタンスを確立したともいわれています。

プレイセラピーは児童養護施設や各自治体での教育支援センター、大学の心理臨床相談室をはじめ多くの心理支援施設で実施されています。

読書

カウンセリングとプレイセラピー

研究会

日本心理臨床学会第37回参加感想記