一般向け無料オンラインセミナー「うつ病と適応障害-見分け方とコーピング-」
(株)心理オフィスKの主催で一般向けの無料オンラインセミナー「うつ病と適応障害-見分け方とコーピング-」を企画しました。ご興味ある方は是非ご参加ください。
■セミナーテーマ
うつ病と適応障害-見分け方とコーピング-
■概要
うつ病と適応障害は精神障害の一つです。その二つとも気分の落ち込みや意欲の低下、腹痛などの身体症状などが症状としてあり、非常に似ています。
大きな違いといえば、うつ病は内因性の疾患、遺伝学的な負因による疾患である一方で、適応障害はストレスや環境によって生じるストレス性の疾患です。つまり、うつ病はきっかけがなくても発症しますが、適応障害はきっかけがあって初めて発症します。
ただ、きっかけがあるなしで区別ができるのですが、実際の場面ではこの区別が非常に難しいのが実情です。例えば、たまたまストレス状況とうつ病の発症が重なって、それがきっかけに見えるので適応障害と誤診されることもあります。反対に他の人には些細なことに思え、それがきっかけとはみえずうつ病と診断されたけど、実は本人にとっては強いストレスと感じてしまっており、それがきっかけとなる適応障害だった、などもあります。
その他に違いを表にまとめると以下のようになります。
表1 うつ病と適応障害の違い
うつ病 | 適応障害 | |
---|---|---|
発症のきっかけ | なし | あり |
神経伝達物質 | セロトニンが関係 | 関連無し |
原因 | 生得的、遺伝的 | 環境やストレス |
気分症状 | あり | あり |
身体症状 | あり | あり |
性格 | 生真面目 | 特定のタイプはない |
趣味 | 楽しめない | 楽しめる |
薬物療法 | よく効く | あまり効かない |
治療の第一選択 | 薬物療法 | 休養 |
このセミナーでは一般の方にむけたもので、このようなうつ病と適応障害の特徴について解説し、両者の違いや見分け方などについてお話をする予定です。うつ病や適応障害について学びたいという人であれば大歓迎です。
■講師
岩崎 有紗 先生((株)心理オフィスKカウンセラー
- 資格:臨床心理士、公認心理師
- 所属学会:日本心理臨床学会、日本臨床心理士会
- 経歴:神奈川大学大学院で臨床心理学を専攻。メンタルクリニックや療育などで臨床経験を積み、さらに(株)心理オフィスKでは開業臨床を現在行っている。
岩崎先生の詳しい経歴はカウンセラー紹介のページをご参照ください。
■日時
2021年8月12日(木)13:30~15:00
■オンライン開催
Zoomをもちいたオンラインセミナーとなります。必要なものはパソコンもしくはスマートフォン、タブレット等です。
スマートフォンとタブレットの場合にはあらかじめアプリをインストールしておく必要があります。ダウンロードは以下のアドレスから可能です。
参加方法は非常に簡単で、事前にこちらから送るURLアドレスをクリックすれば、セミナーに入室することができます。
セミナー当日は、Zoomの設定で、カメラ、マイク、名前はあらかじめOFFになっていますので、プライバシーは守られます。
■アーカイブ視聴
セミナーの様子は録画します。回線状況などで部分的にセミナーを見ることができなかった方や、ご都合でお休みされた方は後日にアーカイブで視聴することができます。アーカイブを視聴できる人はセミナーに参加申し込みされた方に限ります。
視聴方法はセミナーに申し込みされた方に、セミナー終了後に案内いたします。
■参加費
無料
■参加対象
うつ病や適応障害で困っている人、家族がうつ病や適応障害の人が参加対象です。うつ病や適応障害ではないが対人関係・職場ストレス・家族関係などに困っているという方、単にうつ病や適応障害に興味がある方でもご参加可能です。
一般の方や精神科ユーザー、そのご家族のためのセミナーです。
■申込期日
2021年8月11日(水)23時59分まで
■参加申し込み
このセミナーは終了しました。たくさんのご参加、ありがとうございました。これ以外にも様々なセミナーを企画しています。ご興味あれば以下のセミナーの一覧をご覧ください。