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うつ病の原因

うつ病は、罹患した患者本人が悪いわけではなく、誰しもが発症する可能性がある病気のひとつであり、「ある日、突然布団から起き上がれなくなる」など症状が重度になってから周囲の人が気づくケースもあります。うつ病の明確な発症メカニズムは現在でも詳細に解明されていませんが、患者自身の性格、日常生活におけるストレス、神経伝達物質、ホルモンバランスなどが絡み合って病気が引き起こされるといわれています

ここではうつ病の原因について書いていきます。

1.うつ病の原因

(1)性格

真面目で、熱心で、何事にも一生懸命になるような性格はうつ病の原因になりえます。こうした真面目な性格のため、過剰に頑張りすぎたりして、疲労がたまりやすいですし、それによって心や身体のバランスを崩してしまいます。ひいては、それがうつ病になってしまうのです。

こうした性格傾向について、古くはメランコリー親和型性格と言われてきました。これはうつ病の病前性格とされてきました。

うつ病の治療によって性格が変わることはありませんが、それでも柔軟になったり、適当なところで止めれるようになったり、疲労する前に休めるようになったりするという変化は生じることがあります。

(2)日常生活のストレス

適度なストレスは生活のちょっとした刺激になり、活力の元になります。しかし、ストレスが過剰になると、心や身体に大きなダメージを与えてしまいます。性格が合わない人との人間関係やコミュニケーションは多大なストレスになることは多くの方が経験していることでしょう。また、長時間にわたる労働や、複雑で神経が磨り減るような業務も大きなストレスになります。

さらに、食生活や睡眠はある程度一定に保つことが心や身体の健康にとっては大切なのですが、これが日によってバラバラだったり、食べすぎたり、食べなさすぎたり、睡眠時間が短かったりすると、それも心や身体にダメージを与えてしまいます。

(3)神経伝達物質やホルモン

うつ病の神経伝達物質

うつ病患者の中には情動行動を制御する神経伝達に関する物質のなかのセロトニンやドパミンの機能低下が関連している可能性が示唆されており、セロトニンというホルモン物質は心を落ち着かせ、ドパミンは活動性を高めて楽しみを感じさせると言われています

また、脳の海馬や前頭葉などの領域で学習機能に重要な神経作用を介する栄養関連因子が減少していることも最近になって示唆されています。

一般的に、ストレスを受けるとその反応に対処するためにグルココルチコイドと呼ばれるステロイドホルモンが分泌され、このホルモンが長期に過剰放出されると神経細胞が一部傷害されることが知られており、うつ病発症を惹起する一因と考えられています。

うつ病を潜在的に有しており、甲状腺機能低下症や更年期障害など体内のホルモンバランスに乱れを引き起こす病気を併発することが契機となって発症することがある以外にも、ステロイド薬やインターフェロンなどの薬剤の副作用として抑うつ症状が生じます

2.うつ病についてのトピック

3.うつ病のカウンセリングを受けたい

うつ病は苦痛が強い精神障害・精神疾患ですが、適切な服薬治療やカウンセリング(認知行動療法)などで改善します。当オフィスでは認知行動療法やカウンセリングを行っておりますので、希望の方は以下からお申し込みください。