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神奈川県横浜市港北区大豆戸町311-1
アークメゾン菊名201号

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アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンには以下のような様々な特徴があります。

1.精神障害

症状として抑うつや不適応、不安、パニック、対人緊張、不眠、食欲低下、拒食、過食などが出てくることがあります。

そうした症状があることによって、診断としては、不安障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、うつ病、気分障害、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、解離性障害、適応障害、等といった診断名がつけられたりすることが多いです。

2.極端な人間関係

過度に人間関係から引きこもり、親密な付き合いを避けたりします。しかし、反対に過度に人に依存し、相手のためなら何でもするといった没頭をしてしまうときもあります。また、通常の人間関係を築いていたりしても、心から信用すること信頼することができず、疑心暗鬼を常に持っており、表面的な付き合いに終始することもあります。そうした意味で極端な人間関係に陥ってしまいがちです

そうした中でアダルトチルドレンの心の中では、憎しみの気持ちと人と裏腹な親密になりたい気持ちが同時並行に存在し、葛藤していることが多いようです。

3.生きづらさ

アダルトチルドレンは自身のことを過度に否定的に見ており、自己評価や自尊心は非常に低いことが多いです。そのため、自分自身のことを大切にできなかったり、物事を楽しめなかったりします。

そして、時には自分のことを犠牲にして相手に尽くそうとしたりします。他者から、家族から大切に扱われていないとき、人は自分自身を大切に思えなくなってしまうのでしょう。

否定的な自己像や否定的な人間関係が繰り返されると、生きていくことに希望を持てず、将来に期待することもできず、苦しみばかりがあるように思えてしまいます。そうなると、死ぬことの方が苦しみから解放されるように思えてしまいます。そうしたときに衝動的に自殺に至ってしまうことも多いようです

こうしたことが生きづらさの原因となっています。

4.世代間連鎖

親との関係の中で起こったことが、自身が子どもを持った時、その子どもとの間で同じようなことを繰り返してしまいます。親が子に、子が孫にというようにバトンを渡すように受け継がれていきます。

親から愛されなかったのに自分の子どもを愛せるのだろうか、という不安と苦しみは相当大きいようで、人によっては子どもを作ることや結婚そのものを忌避してしまうことがあります。そして、この呪われた血筋を途絶えさせたいと思うアダルトチルドレンもいるようです

5.自尊心の低さ

泣いている赤ん坊

アダルトチルドレンにおける主な特性は、一言でいうと「自尊心の低さ」に尽きます。

そもそも人が自分のことを肯定的に価値のある人間だと自意識できるようになるためには、特に子どもの頃にありのままの自分を受容してくれる存在が身近にいて、自分は深く愛されていると実感することがとても重要です。

ところが、元来子どもを愛してあげるべき両親が何かしらの病気を患っていたり一定の依存症であったり、また児童虐待をするようなケースが存在します。そうした子どもは「親が望むように常に良い子にしていなきゃ」という風に、条件付きの愛情しか得るできず、十分な愛情をほとんど経験することなく大人になってしまいます。

そうすると、子どもというのはほとんど自尊心や自己肯定感が育まれずに、大人になってもはっきり自分の意見を言えずに押さえ込んでしまったり、周囲が期待しているように振る舞わないといけないと強く思います

そうしたことから明確に他人を拒否出来なかったり、相手にしがみついて依存してしまうことに繋がり、結果的に自分の中に強烈なストレスを抱えて自らも精神疾患にかかるリスクが上昇すると一般的にいわれています。

特にアダルトチルドレンでは、他人を妄想的に支配したいという願望がある一方で、他者から必要とされる自分でありたいと必死にもがく心理的特徴を有します。このことが人間関係において「共依存」と呼ばれる歪んだ関係に陥りやすいとされています。

6.アダルトチルドレンについてのコラム

アダルトチルドレンをさらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧いただけたらと思います。

7.カウンセリングを受けたい方は

アダルトチルドレンについての相談をしたい方は以下のページからカウンセリングのお申し込みをしていただけたらと思います。