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アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンになってしまう原因や要因といわれているものにはいくつかあります。そのほとんどが親や養育環境に原因を帰しています。

1.虐待

虐待には、身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクトが代表的なものとしてあります。その他に医療ネグレクト、教育ネグレクト、経済ネグレクト、DVの目撃、親の性行為を見せる、なども虐待であると最近ではいわれています。

こうした虐待が常習的になると子どもの心身の成長は妨げられ、人との信頼関係を築くことが障害されます。また、子どもは虐待的な環境を生き抜くために様々な方略を使用しますが、そうした方略は虐待を生き抜くには必要であっても、通常の人間関係や社会の中で使用すると非常に不適切になってしまいます

例えば、親を怒らせないようにいつもニコニコし、過度に従順に振舞うことがあります。そうした振る舞いを学校や社会、職場、友人関係、恋愛関係の中で行うと反対に人間関係に壁ができて信頼が結べなかったり、時にはいじめや搾取の対象となってしまったりすることもあります。

虐待についての詳細は以下のページをご参照ください。

2.親の影響

赤ん坊と母親

アダルトチルドレンは元々はアルコール依存症の親の元で育てられた人を指していました。それが今では拡大し、虐待とまではいかないものの、親の不適切な養育の元で育てられた人を指すようになりました。

不適切な養育というのは親が悪意を持っていなくても起こりえます。子どものためを思って厳しい躾けをすることが、結果的にそれが子どもにとって苦痛以外になにものでもなかった、ということもあります

もしくは、親の病気や家事能力の低さなどから、子どもが反対に親の世話をして育った、ということもあります。

こうしたことがアダルトチルドレンの原因であるといわれています。

3.体質

孤独な少女

子どもは生まれた時から遺伝的、先天的な特性を持っています。泣きにくい赤ん坊から泣きやすい赤ん坊まで様々でしょう。

注意集中がしにくい子ども、扱いにくい子ども、理解能力が低い子ども、過敏な子ども、衝動的な子どもはいます。そのため、親は非常にストレスを抱えやすく、また子どもに支配的になったり、叱責が多くなったり、時には手を出してしまったりすることもあります。そうなると、家族は疲弊し、殺伐とし、怒りが蔓延する雰囲気になってしまうでしょう。そして、そうした事柄が翻って子どもにまた悪影響を及ぼしてしまいます

もちろんこれらも子どもが原因である、という単純な話ではありません。

4.アダルトチルドレンについてのコラム

アダルトチルドレンをさらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧いただけたらと思います。

5.カウンセリングを受けたい方は

アダルトチルドレンについての相談をしたい方は以下のページからカウンセリングのお申し込みをしていただけたらと思います。