■概要
表現アートセラピーは様々な媒体(絵画、造形、ダンス、サウンド、ドラマ、ライティングなど)を用いる芸術療法で、1970年代のアメリカを中心に発展した新しい療法です。
パーソンセンタード表現アートセラピーは、カール・ロジャーズの娘であるナタリー・ロジャーズがパーソンセンタード・アプローチの理論をベースに、1980年代に確立した芸術療法で表現そのものや表現プロセスにおける自己治癒力を重視しています。中でも特に身体性を大切にしています。また、様々な媒体を時間を置かずに併用し自身の深み(無意識、霊性)に触れていくプロセスはクリエイティブ・コネクションと呼ばれ、大変特徴的です。
これらは芸術的表現を用いる中で人の生の中核に触れ、心やからだ、魂にホリスティックに関わりながら、人の肯定的変化をもたらそうとする行為といえます。
とりわけ身体性や表現する人が自由に自己を表出できるかを重要視しますので、表現しやすい場(環境)をいかに構築するかに最大限注意を払います。適用範囲は広いですが、特にグループワークが効果を発揮する療法です。
今回のセミナーではパーソンセンタード表現アートセラピーの基礎知識をお伝えし、実際にワークを通して、体験的に学んでいくことができます。
(注)以前に開催した「表現アートセラピーを学ぶ」と「表現アートセラピーを体験する」の2つのセミナーを合わせたリバイバル公開です。
■レジュメの一部
■セミナーのサンプル動画
・前編
・後編
■本セミナーで学べること
- 表現アートセラピーの基礎知識
- 表現アートセラピーの技法
- 表現アートセラピーの実際
- 表現アートセラピーの臨床的な応用
■講師
水間みどり 先生
- 所属:“わたしに還る宿 古民家羅美” 代表、国立法人医療センター附属看護学校、私立中学高校スクールカウンセラー
- 資格:臨床心理士、公認心理師、表現アートセラピスト
- 学歴:龍谷大学大学院文学研究科〈臨床心理領域〉修了(教育学修士)
- 所属学会:日本心理臨床学会、日本人間性心理学会、International Expressive Arts Therapy Association、京都府臨床心理士会
- 経歴:2000年に表現アートセラピーに出会い、自身の変化を身をもって体験したため、本来の自分を取り戻すためのツールとして表現アートセラピ―をより多くの人に知ってもらいたいことと、より多くの人が自分の潜在力に目覚め、気づいていってほしいとの思いから、現在は京都府北部の古民家で自然と触れ合いながら、アートセラピーを含む幅広い体験のできる宿の経営とともに、月一のサロンなどの活動もしています。
■収録時間
約7時間
■アーカイブ視聴期間
無期限
■参加費
5,000円
- 体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。
- 支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、ペイジー(Pay-Easy)があります。
- 自治体などで請求書払いが必要な方はこちらの[請求書払いの申し込みフォーム]からご連絡ください。
■オンライン開催
アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかはこのテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。
■参加資格
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生、一般の方など。
アートセラピーや芸術療法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。
■臨床心理士更新ポイント
臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。
■申し込み期日
無期限
■参加方法
- 下の「セミナーに参加する」ボタンを押す
- ページが移動したら、「購入手続きに進む」ボタンを押す
- 名前、所属、メールアドレス、資格を記入し、支払い方法を選択する
- 選択した支払方法に従ってお支払いをする
- メールが届いたら、その中に記載された視聴案内のPDFファイルをダウンロードする