グループスーパービジョン
お知らせ
- 現在、定員となっており、新規参加はできません。ただ、待機リスト入りは募集しています。空きが出ればご案内しますので、ご希望の方はinfo@s-office-k.comまでご連絡ください。
概要
この度、力動的アプローチをこれから実践しようとしている方、実践しつつある方のためにグループ・スーパービジョンを開催いたします。力動的アプローチに興味はあるが、どのように実践したら良いのか分からない、もしくはこのような実践で良いのか、等々の不安や悩みをもちながら日々の臨床をしている人も多いでしょう。
このようなことを学んでいく上で、実際に個人でスーパービジョンや訓練分析を受けることがまずは非常に重要です。さらにその上で、このように似たような経験を持つもの同士が集まったグループでスーパービジョンを受け、仲間がどのように実践をしているのかに触れることも良い訓練になります。
ここでのグループ・スーパービジョンはクローズドで、欠員が出たときに募集します。定員は5名です。発表する事例は特に構造化されていなくても構いません。そこからどのように力動的にしていけば良いのかを検討していきますので。是非この機会に参加していただければと思います。
日時
毎月1回 第1土曜日もしくは第2土曜日の19:00~21:00
会場
Zoomをもちいたオンライン開催となります。
参加資格
臨床心理士や医師、公認心理師などの守秘義務をもつ専門家、臨床心理系大学院生などで、自分自身のケースを発表できる人。概ね力動的な臨床経験が約10年以下が対象です。
スーパーバイザー
北川清一郎((株)心理オフィスK 臨床心理士 日本精神分析学会認定心理療法士)
関西大学大学院を修了後、主に精神科領域で仕事をしてきました。精神分析の中でも関係学派や独立学派の立場に共感しています。関心対象としては境界例や精神病といった重症の患者に対してどのように分析的に取り組めるのかについてです。
費用
1回:3,500円
支払い方法は銀行振込とクレジットカード払いがあります。クレジットカードは以下のブランドが使用できます。
定員
5~6名(クローズド:欠員が出た時のみ募集します)
グループスーパービジョンについてのよくある質問
グループスーパービジョンは、複数のカウンセラーや心理職が集まり、専門的な指導や助言を受ける場です。参加者は自身のケースや経験を共有し、他のメンバーからのフィードバックやスーパーバイザーの指導を通じて、専門的なスキルや知識を向上させます。この形式は、個別のスーパービジョンと異なり、他者の視点や経験から学ぶ機会が増えるため、多角的な理解や新たな視点の獲得に役立ちます。また、グループ内でのディスカッションを通じて、共感やサポートを得られることも大きなメリットです。心理オフィスKでは、経験豊富なスーパーバイザーが主導するグループスーパービジョンを提供しており、参加者の専門性向上をサポートしています。
グループスーパービジョンの主な目的は、参加者の専門的なスキルや知識の向上、臨床実践における自己理解の深化、そして倫理的な問題への対応力の強化です。具体的には、以下の点が挙げられます:
- 専門的スキルの向上:他の専門家との意見交換やフィードバックを通じて、新たな技法やアプローチを学び、実践に活かすことができます。
- 自己理解の深化:自身のケースや対応について振り返り、自己の強みや課題を明確にすることで、より効果的な支援が可能となります。
- 倫理的対応力の強化:複雑なケースや倫理的なジレンマに直面した際、グループ内での議論を通じて適切な対応策を検討し、実践に反映させることができます。
心理オフィスKでは、これらの目的を達成するための質の高いグループスーパービジョンを提供し、参加者の成長をサポートしています。
グループスーパービジョンには、以下のようなメリットがあります:
- 多様な視点の獲得:他の専門家からのフィードバックや意見を通じて、異なる視点やアプローチを学ぶことができます。
- 共感とサポート:同じ職種の仲間と経験を共有することで、共感や精神的なサポートを得られ、孤立感の軽減につながります。
- 自己成長の促進:自身のケースを振り返り、他者の意見を取り入れることで、自己理解が深まり、専門的な成長が促進されます。
- ネットワークの構築:他の専門家との交流を通じて、専門的なネットワークを広げることができます。
心理オフィスKでは、これらのメリットを最大限に活用できるよう、質の高いグループスーパービジョンを提供しています。
グループスーパービジョンの主な参加対象者は、カウンセラー、臨床心理士、公認心理師、精神科医、ソーシャルワーカーなど、心理支援や精神保健に関わる専門職の方々です。これらの専門家は、日々の業務において複雑なケースや倫理的な課題に直面することが多く、グループスーパービジョンを通じて専門的なサポートやフィードバックを得ることが求められます。また、心理職を目指す大学院生や研修生など、これから専門職としてのキャリアを積もうとしている方々も参加することで、実践的な知識やスキルを身につけることができます。心理オフィスKでは、これらの方々を対象に、経験豊富なスーパーバイザーによるグループスーパービジョンを提供し、専門性の向上をサポートしています。
グループスーパービジョンの進行方法は、スーパーバイザーの指導のもと、以下のステップで行われます:
- 導入:セッションの目的や進行方法を確認し、参加者同士の自己紹介やアイスブレイクを行います。
- ケース提示:参加者の中から1名が、自身の担当するケースや直面している課題を詳細に説明します。
- 質疑応答:他の参加者がケース提示者に質問を行い、状況や背景の理解を深めます。
- ディスカッション:グループ全体でケースについて議論し、様々な視点やアプローチを共有します。
- フィードバック:スーパーバイザーや参加者から、ケース提示者に対して建設的なフィードバックや助言を提供します。
- まとめ:セッション全体を振り返り、学びや気づきを共有し、次のステップにつなげる指針を確認します。
このような進行方法により、参加者は実践的な学びを得ることができ、スーパービジョンの効果を最大限に活用することができます。心理オフィスKでは、経験豊富なスーパーバイザーが、参加者一人ひとりのニーズに応じた進行を行い、安心して議論に参加できる環境を提供しています。
グループスーパービジョンへの参加にあたっては、基本的に心理支援や精神保健の分野に従事していること、またはその分野を目指していることが条件となる場合があります。具体的には、カウンセラー、臨床心理士、公認心理師、精神科医、ソーシャルワーカーなどの専門職が対象です。また、大学院生や研修生が参加する場合、学びを深めるために一定の基礎知識や実習経験を持っていることが望ましいとされています。心理オフィスKでは、事前に参加者のバックグラウンドやニーズを確認し、適切なセッションに参加できるよう配慮しています。初めて参加する方でも、必要な準備やサポートを受けられるため、安心して参加することができます。
グループスーパービジョンと個別スーパービジョンにはいくつかの違いがあります。
- 参加者の人数:個別スーパービジョンはスーパーバイザーと1対1で行われますが、グループスーパービジョンでは複数の参加者が一緒に参加します。
- 学びの範囲:個別では自分のケースに集中して学べますが、グループでは他の参加者のケースからも学べる点が特徴です。
- フィードバックの多様性:グループでは複数の視点からフィードバックを受けることができ、問題解決のための多角的なアイデアを得る機会が増えます。
- コスト:一般的に、グループスーパービジョンは個別よりも参加費用が低い傾向にあります。
心理オフィスKでは、これらの特徴を踏まえて、目的やニーズに応じた選択を支援しています。
グループスーパービジョンの参加費用は、心理オフィスKでは、1回あたり3500円となっています。費用に見合う高い品質のスーパービジョンを提供しており、参加者が費用対効果を実感できるよう努めています。事前に詳細な料金プランや参加条件について相談することをお勧めします。
グループスーパービジョンにおいて守秘義務は非常に重要です。参加者全員が、セッション内で共有された情報を外部に漏らさないことが求められます。これにより、安心してケースを共有し、議論できる環境が確保されます。心理オフィスKでは、参加前に守秘義務に関する説明をして、同意を得た上でセッションを進行します。また、スーパーバイザーも同様に厳格な守秘義務を守ることを徹底しています。守秘義務が遵守されることで、参加者が安心して学び合える環境が整います。
グループスーパービジョンの効果を最大化するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 積極的に参加する:ケースの提示やフィードバックを行う際、自分の意見を積極的に共有することが学びにつながります。
- 他者の意見を尊重する:他の参加者の視点や経験を尊重し、オープンな姿勢で受け入れることが重要です。
- 事前準備をする:提示するケースについて事前に情報を整理し、的確に説明できるよう準備しておくと、より有益なフィードバックが得られます。
- 振り返りを行う:セッション後に学んだことを振り返り、実践に活かす工夫をしましょう。
心理オフィスKでは、これらのポイントを実践できるよう、丁寧なサポートを提供しています。
申し込み方法
参加希望者は以下の訓練・申し込みフォームからお申し込みしてもらえたらとおもいます。