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実践・加害者臨床-加害者を効果的に変化へと導く理論・面接スキルとは?【セミナー】

概要

DV防止法の施行以降、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増加しています。しかし、加害者は言い訳や自分自身の考えを正当化する傾向が強く、変化しにくいという特徴があり、臨床家にとって独特の困難を感じさせます。加害者への心理療法には、従来の臨床とは異なる方針や面接スキルが求められることが明らかになっています。

被害者支援と加害者臨床は、対立するものと捉えられがちですが、実際には深いレベルで統合することが可能です。こだわりの強い加害者クライエントに対しては、適切に揺さぶりをかけ、臨床家のペースに引き込むための面接スキルが必要となります。例えば、加害者は巧みに臨床家から同情を引き出し、被害者に対して自分が有利になるように働きかける場合があります。そのような加害者の「変わるまい」とする動きさえも活用し、効果的に変化へと導くための理論や面接スキルを本研修では提供します

この研修に参加していただくことで、加害者クライエントへの面接に際し、戸惑うことなく、確信をもって方針を立て、ケースを運営できるようになるでしょう。

本セミナーで学べること

  • 加害者臨床の理論
  • 加害者を変化へと導く3つの柱
  • ダブルクライエント構造
  • 加害者の自己防衛
  • 加害者ケースに特有な転移と逆転移の理解
  • 加害者の非機能的な認知への「揺さぶり技」

講師

草柳和之先生の写真

草柳和之 先生

  • 所属:メンタルサービスセンター代表、大東文化大学非常勤講師
  • 日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士、NLPマスター・プラクティショナー、ブレインスポッティング修了者 他
  • 学会:日本トラウマティック・ストレス学会、日本カウンセリング学会、日本犯罪心理学会、日本心理劇学会、日本外来精神医療学会、日本音楽療法学会
  • 社会的活動:日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員
  • 経歴:長年にわたりDV被害者支援に携わるとともに、日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践および研究に着手し、以来20年以上にわたって活動を続けています。これまでの活動は、新聞やテレビ、雑誌など各種メディアを通じて広く紹介されています。また、人権教材「DVカルタ」の製作者であり、災害心理社会的支援に関する大学間ネットワークや緊急時支援登録者としても積極的に活動しています。さらに、音楽によるDV防止キャンペーンにも力を入れており、世界的に活躍する作曲家・野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し、その曲を国内外で25年以上にわたり演奏しています。平和のための音楽会やライブハウスのランチタイムコンサート、学会のミニコンサート、自治体との協働イベント、DV問題シンポジウムなど、さまざまな場面で演奏活動を展開し、「社会の平和は家庭から」というメッセージを訴え続けています。また、「stop セクハラ・DV・性暴力」推進を目指す市民参加型コンサート《パープルリボン・コンサート》を、これまでに5回主催・開催しています。家庭裁判所や国の研究機関、自治体、弁護士会、大学、学会などから幅広く講演や研修会の依頼を受けており、その優れた研修指導は多くの人々から支持されています。長年にわたるDV問題への先駆的な取り組みが評価され、社会貢献支援財団より平成27年度社会貢献者表彰を受賞しています。
  • 著書

石井忠継 先生

  • 所属:(株)心理オフィスK
  • 資格:臨床心理士、公認心理師
  • 出身校:国際基督教大学大学院
  • 学会:日本心理臨床学会、日本ユング心理学会、日本臨床心理士会
  • 経歴:2013年より、DV加害者専門相談機関にてグループセラピー、加害者のための自助グループ、暴力克服ワークショップなどの実践に関わってきました。個人でも加害者臨床の実践を継続的に行っています。その他、児童相談所、教育センター、スクールカウンセラー、心療内科などでも豊富な心理臨床経験があります。

日時

  • ライブ配信:2025年9月15日(月・祝)10:00~16:00(昼休憩12:00~13:00)
  • アーカイブ視聴期間:2025年9月19日(金)~無期限

参加費

5,500円

  • 体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します
  • 支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、ペイジー(Pay-Easy)があります。
  • 自治体などで請求書払いが必要な方はこちらの【請求書払いの申し込みフォーム】からご連絡ください。

オンライン開催

ライブ配信

ライブ配信はZoomを用いています。

アーカイブ視聴

アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかはこのテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。

参加資格

臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生、一般の方など。

マインドフルネスやセルフケア、二次的外傷性ストレス、共感疲労などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

臨床心理士更新ポイント

臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。

申し込み期日

  • ライブ配信に参加の方:2025年8月31日(日)まで
  • アーカイブ視聴を希望の方:無期限

参加方法

  1. 下の「セミナーに参加する」ボタンを押す
  2. ページが移動したら、「購入手続きに進む」ボタンを押す
  3. 名前、所属、メールアドレス、資格を記入し、支払い方法を選択する
  4. 選択した支払方法に従ってお支払いをする
  5. メールが届いたら、その中に記載された視聴案内のPDFファイルをダウンロードする
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