この「文化の中の居心地悪さ」という論文はフロイトが1930年に書いた後期の論文であり、文化論・宗教論のジャンルに属する。人間にとっての文化とは何か?について考察している。フロイトは文化とは人間の生存システムを維持するための装置であり、その代償として不快さや気持ち悪さを常に抱えざるをえなくなっていると論じている。死の欲動の概念が精神分析に導入されて以来、悲観的な人間理解になりつつある中で書かれた論文である。
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アークメゾン菊名201号
関西大学、関西大学大学院で臨床心理学やカウンセリングを学びました。平成14年に大学院を修了した後は精神病院、心療内科クリニック、小中学校スクールカウンセラー、教育センター、児童相談所、企業内保健センター、開業カウンセリング機関、就労支援施設などを中心にフリーランスで臨床活動やカウンセリングを行ってきました。
また、市民向け自殺防止講演会、専門家向け臨床心理講座、教職員向け研修会などの講師も務めました。大学や専門学校でも「心理学」「カウンセリング」「臨床心理学」「発達心理学」「心理療法」「産業心理学」「精神保健学」などの講義をしてきました。
現在、年間1100~1200セッションほどのカウンセリングを平均的にしています。