日本で初めての心理職の国家資格である公認心理師についての概要、歴史、業務、働く領域、倫理、カリキュラム、受験資格、現任者講習会、問題点などについて説明しています。全体像、アウトラインを知ることができるように要点のみを押さえています。
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村上宣寛(著)「心理テストはウソでした-受けたみんなが馬鹿を見た」日経BP社 2005年を読んだ感想です。本書は主にロールシャッハテストについての批判を展開しています。しかし、多少ロールシャッハテストについての誤解に基づいているようなところもあったので、それに対する批判を書きました。
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公認心理師には倫理規定があり、その中に二重関係や利益誘導、私的利用などを厳に戒めています。そうした中、医療機関にその併設するカウンセリングルームのパンフレットを置くことは倫理に抵触するかどうか、するとしたらどう回避すればよいのか、といった問題についてここでは書いています。
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岩本隆茂、木津明彦(共編)「非対面心理療法の基礎と実際 インターネット時代のカウンセリング」 培風館 2005年を読んだ感想を書きます。最近ではSNSが主流ですが、この時代にはまだそうしたものが少なかったようです。ちなみに当オフィスでもSkypeや電話を用いたオンラインカウンセリングを実施しています。
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公認心理師資格ができましたが、その専門性について様々な問題点が指摘されています。そもそも公認心理師を含むカウンセラーの専門性とは何でしょうか。ここでは空想と現実の扱いという視点からカウンセラーの専門性について書いています。
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ジュリア・クリステヴァ(著)「メラニー・クライン-苦痛と創造性の母親殺し-」 作品社 2012年を読んだ感想を書きました。クラインの人生は不幸であったと言えますが、それゆえに創造的な理論を構築し、精神分析実践を行えたともいえます。
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細澤仁(著)「実践入門 思春期の心理療法-こころの発達を促すために」 岩崎学術出版社 2013年を読んだ感想を書きました。思春期特有の心性を明らかにし、その上での技法論を展開しています。また思春期心性を理解する上でサブカルチャーなどにも触れています。
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フィリッパ・ペリー(物語) ジュンコ・グラート(絵) 鈴木龍(監訳) 酒井祥子・清水めぐみ(訳)「まんが サイコセラピーのお話 Couch Fiction」 金剛出版 2013年を読んだ感想を書きました。本書はカウンセリングのプロセスをマンガで表現しています。特にカウンセラーとクライエントが実際にはカウンセリングの中では語らないホンネが描かれているところが非常に興味深いところです。
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ウィルヘルム・ライヒ(著) 小此木啓吾(訳)「性格分析-その技法と理論」 岩崎学術出版社 1966年を読んだ感想を書きました。ライヒは性格防衛の分析というその後の精神分析には無くてはならない技法論を確立しました。その反面、晩年にはオルゴン療法というオカルト的な方法にとりつかれ、最後は獄中死しました。ここではそうしたライヒの業績について主に述べていきます。
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M,バリント「一次愛と精神分析技法(新装版)」みすず書房 1952/2018年を読んだ感想について書きました。バリントはフェレンツィから訓練分析を受けた精神分析家で、新規蒔き直しや受身的対象愛などの重要な概念を作り上げました。本書はそのバリントの論文集で、計20本の論文が収められています。
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最近は発達障害がとても流行っているようです。そして発達障害の支援といえば行動療法が主を占めています。それを否定するものではありませんが、発達障害のニーズを理解し、精神分析的なアプローチ、カウンセリング的なアプローチをすることの意義もあるのではないかと考えます。そうしたことをここでは書いています。
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2018-03-19から2018-03-23まで渋谷において国際心理支援協会の主催で開催された公認心理師現任者講習会に参加しました。ここでは5日目(司法に関する関係行政論と公認心理師の職責)と全体の感想を書いています。
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2018-03-19から2018-03-23まで渋谷において国際心理支援協会の主催で開催された公認心理師現任者講習会に参加しました。ここでは3日目(心理的アセスメントと医学)と4日目(精神医学と産業労働に関する関係行政論)の感想を書いています。
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2018-03-19から2018-03-23まで渋谷において国際心理支援協会の主催で開催された公認心理師現任者講習会に参加しました。ここでは1日目(医療保健、教育の関係行政論)と2日目(福祉の関係行政論、心理支援)の感想を書いています。
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映画「嘘を愛する女」を観賞しました。なかなか泣ける映画でした。この映画のタイトルにもなっている嘘ということについて、精神分析的な視点から考えてみたいと思います。
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下山晴彦、中嶋義文(編集)「公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法」 医学書院 2016年を読んだ感想を書きます。
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当オフィスに書かれていることは小難しいことと難しく書いてしまっているところがあります。そのことは来談されるクライエントさんの質や特徴に表れているように思います。即自的な満足を求めている人には当オフィスのカウンセリングは不向きかもしれません。
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ニナ・コルタート(著) 舘直彦(監訳) 藤本浩之・関真粧美(訳)「精神療法家として生き残ること―精神分析的精神療法の実践」岩崎学術出版社 2007年を読んだ感想を書きます。
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メラニー・クライン著作集4巻「妄想的・分裂的世界」誠信書房に収録されている「精神分析の終結のための基準について(1950)」を読んだ感想を書きます。
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公認心理師という国家資格ができることによって、医療保険の算定にカウンセリングや心理相談といった項目が創設されるのではないかという期待があります。しかし、本当にそれが可能なのか、可能だとしてどういう形になるのか、について書きました。
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フロイトの1908年の論文「詩人と空想すること」を読んだ感想を書きました。芸術論から臨床論への橋渡しになるような着眼点にあふれた論文です。
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D,N,スターン(著) 小此木啓吾、丸田俊彦(監訳) 神庭靖子、神庭重信(訳)「乳児の対人世界 理論編」 岩崎学術出版社 1989年とD,N,スターン(著) 小此木啓吾、丸田俊彦(監訳) 神庭靖子、神庭重信(訳)「乳児の対人世界 臨床編」 岩崎学術出版社 1991年を読んだ感想を書きました。
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D.W.ウィニコット(1947)「逆転移のなかの憎しみ」から、カウンセラーとクライエントとの間で起こる転移の理解を考えてみました。解釈という営み以上に体験することの重要性があるのではないかという論点について書いています。
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オットー・ランク(著) 細澤仁、安立奈歩、大塚紳一郎(訳)「出生外傷」 みすず書房 1924年/2013年を読んだ感想を書きました。
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カウンセリングをすると患者さんは辛くなったり、しんどくなったり、苦しくなったりすることが多いようです。特に精神分析的心理療法、力動的セラピーなどではその傾向が強いかもしれません。ここではそのことについて書いています。
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C.A.カーニー、A.M.アルバーノ(著) 佐藤容子、佐藤寛(監訳)「不登校の認知行動療法セラピストマニュアル」 岩崎学術出版社 2007年/2014年を読んだ感想について書いています。
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カウンセリングとスーパービジョンは別のものであるが、いくつかの点で似通っているところもあります。それは長年続けていると関係性ということがクローズアップされてくるという点です。それについて考察してみます。
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祖父江典人(著)「対象関係論に学ぶ心理療法入門-こころをつかった日常臨床のために-」誠信書房 2015年を読んだ感想を書きます。
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マーガレット・リトル(著) 神田橋條治(訳)「ウィニコットとの精神分析の記録-精神病水準の不安と庇護-」岩崎学術出版社 1990年/2009年を読んだ感想を書きます。
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カウンセリングの中で、時としてカウンセラーがクライエントさんに否定的な感情を抱くことがあります。そうしたことは非常に苦しいのですが、それについての意味を書いてみたいと思います。
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