西園昌久(監修)北山修(編集代表)「現代フロイト読本2」みすず書房 2008年を読んだ感想です。
公認心理師が出来たことで、今後心理の雇用の安定や収入増加などを期待する声もあるようです。実際にそうなのかを検討してみました。
心理オフィスKの公開セミナーの第2回目として「WAIS-Ⅳの実施・集計・解釈の実際」を開催します。
心理オフィスKの公開セミナーの第1回目として「臨床心理士・公認心理師のための開業セミナー」を開催します。
動機づけ面接に関する3冊の著作の書評を書いています。動機づけ面接とは、アルコールやギャンブルなどの依存症を治療するために開発されました。これまでのように単に叱責や励ましだけで関わるのではなく、開かれた質問や是認といった独自の技法をつかいながらチェインジ・トークを引き出し、動機づけを高めていく心理学的な技法です。
心理オフィスKで勤務をしてくれる事務員(パート、アルバイト)を募集します。
今年の7月で心理オフィスKは開室5年目となりました。
カウンセリングや臨床では不眠の症状を持っているクライエントさんと多く出会います。その不眠の基礎的な知識や対処方法をいくつか知っておくと、大変便利です。そうしたことを身に着けるための4つの書籍を紹介します。
令和元年6月6日(木)から9日(金)まで横浜のパシフィコ横浜で日本心理臨床学会第38回大会が開催されました。心理臨床家が一堂に集まる大きな学会です。私も毎年のように参加し、発表し、同業者との友好を深めています。その学会の参加した感想を書いてみたいと思います。
カウンセリングや精神分析的セラピーにおいて解釈は極めて重要ですが、解釈することへの不安のため解釈を控えてしまうカウンセラーの在り方について考えてみます。
宮地尚子(著)「トラウマの医療人類学」 みすず書房 2005年を読んだ感想です。
カウンセリングをする上で話を聴くこと、つまり傾聴は基本的な営みです。そして、そうしたことをクライエントが求めることは不自然なことではありません。しかし、そうしたことが第一になってしまうことによる弊害もあります。そうしたことについてここでは書いていきます。
大学院で必要単位を取得できず、公認心理師の受験資格がなく、困っている人へのアドバイスです。方法によっては受験資格を得ることができるので、以下の文章を参照してみてください。
アンナ・フロイト「自我と防衛(1936)」誠信書房を横浜精神分析研究会の文献講読で輪読した時に考えたことを書きました。
人の優しさや人との交流といった一見は肯定的なことを苦痛に感じてしまう一群のクライエントがいます。そうしたクライエントに対する対応やカウンセリングについて書いています。
丹治光浩(編)「失敗から学ぶ心理臨床」星和書店 2002年を読んだ感想です。
カウンセリングではカウンセラーとクライエントが時には非常に険悪で、緊迫した、否定的な関係性が展開することがあります。もしくは、一見表面的には良性の関係があるように見えて、裏に疑心暗鬼などの否定的な関係が隠されていることもあります。こうしたことが起こる理由やその取扱いについて書いていきます。
西園昌久(編著)「SSTの技法と理論-さらなる展開を求めて」 金剛出版 2009年を読んだ感想を書きました。
日本精神分析学会第64回大会が終了し、既に数日が経ってしまいましたが、その学会参加の報告を書いてみたいと思います。
臨床症状はないものの、人生上の強い苦痛を感じている人は多くいます。そうした人のカウンセリングについて述べています。
精神科に通院するクライエントは心理的な苦痛が大きいため、精神科医に様々なものを期待します。その中には話を聴いてくれることや、カウンセリングを求められます。しかし、精神科医が長時間の対応をすることはいくつかの理由で困難なのです。
新宮一成(著)「ラカンの精神分析」講談社現代新書 1995年を読んだ感想です。ラカンの理論は非常に独自的で、精神分析のみならず哲学や思想、文化論に多大な影響を及ぼしました。ラカンの理論は難解で、理解しがたいところが多いですが、知的創造を刺激されてしまいます。
日本心理臨床学会第37回に参加し、その最終日に自主シンポジウムを開催しました。テーマは「開業臨床のやりがいと楽しみ」です。そこでの発表や討論をまとめました。
日本心理臨床学会第37回大会(2018-8-30から2018-09-02)が神戸国際会議場で開催されました。それに参加したので、感想記を書きたいと思います。
発達障害に対するEMDRですが、最近になって徐々にその実践報告や研究などが公表されるようになってきました。私もそうした少なからず発達障害にEMDRをする経験があるので、そのポイントなどについて書いてみたいと思います。
妙木浩之(著)「エディプス・コンプレックス論争」講談社選書メチエ 2002年を読みました。フロイトとその弟子を巡るエディプス葛藤とそれによる複雑な関係性について資料を基に読み解いています。時にはスキャンダラスなことも多々あったようです。
カウンセリングにおけるエビデンスベースドの考え方について書いています。エビデンスとは何かについて基本的なことをまとめています。また、精神分析のエビデンスについても書いています。
堀忠雄(著)「快適睡眠のすすめ」岩波書店 2000年を読んだ感想を書きました。カウンセリングをしていく上で、睡眠や不眠についての知識があると非常に便利です。
ウィニコットの母子関係論と治療論のセミナーの案内ページです。
カウンセリングでは気付きと生きている感覚ということが重視されます。その気付くということと生きている感覚とはどういうことなのかについて書いています。