攻撃性

他者や自分などを責め立てたい、攻撃したいといった気持ちは、身体的暴力や暴言など直接的、積極的となる場合もあるでしょう。また、ボイコットや無視など間接的な形で相手に受動攻撃的に表わす場合もありますし、さらに空想のなかで留められる場合などもあるでしょう。

P-Fスタディという心理検査の考案者であるローゼンツァイクは、この検査の重要概念であるaggressionを単なる攻撃にまつわるものに限定せず、主張性と捉えました。そう考えると、攻撃性は外の世界、特に不安や不満など不快感情に対する反応やその表現の一つであり、ある程度の攻撃性は社会適応や健全なパーソナリティには欠かせない側面といえるでしょう。

しかし、統合失調症やうつ病、双極性障害、PTSD、パーソナリティ障害、自閉症スペクトラムなどの精神疾患や障害により特定の刺激について敏感になり、過度に攻撃性が発揮されてしまい、自他に問題が起こることもあります。

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