【初回は料金半額】【夜22時まで開室】【土日も開室】【対面でもオンラインでもカウンセリング可】

心理オフィスK6年目の振り返り

マスクとCOVID-19
鈴木カウンセラーによる心理オフィスK6年目の振り返りです。

7月で心理オフィスKが産声を上げて丸6年になるにあたり、心理オフィスKに携わって丸3年になる私、鈴木がこれまでを振り返ってみて思うところを言葉にしてみます。

心理オフィスKは、所長の北川先生が1人で、そして一室で始められたと聞いております。それから、来室される方が増えるのに合わせて、スタッフも少しずつ増えてきました。

2019年6月の終わりに、現在のオフィスに移転をして、面接室も増え、みなさんのご要望にお応えできるように、様々な専門分野に携わるスタッフと受付担当スタッフがそろいました。こうして振り返ってみて、私が北川先生の面接室の隣の部屋でカウンセリングを始めた頃と比べると、本当に心理オフィスKは大きくなったと思います。現在のオフィスは、菊名の駅から徒歩5分程度のマンション2階の角部屋にあります。近くの公園から午前中は保育園の子どもたち、夕方は小学生の子どもたちの元気な声が聞こえてきます。また、夕方の豆腐ラッパの懐かしく郷愁を誘う音色が流れる、のどかな環境にあります。個人的に私はこの豆腐ラッパの音色が聴こえるのがとても気に入っています。

私が心理オフィスKでカウンセリングを担当させていただいて最初に感じたことは、長年、乳幼児から思春期の方、そのご両親たちの心理的サポートをしてまいりました。子どもたちは、自分でカウンセリングを受けたいと申し込むことはめったになく、学校の先生や小児科医に勧められて、ご両親に連れられて、カウンセリングの場にいらっしゃいます。そこからカウンセリングの必要性を感じていってくただくのが始まりでした。しかし、こちらでカウンセリングを始め、心理オフィスKに来室される方とお会いして、ご自分の意思でカウンセリングに興味関心をもたれ、問題意識をもって来室される方の意欲と、よりよく生きていきたいというエネルギーの強さが心に深く沁みてきたのが印象的でした。そして、幼い子どもたちから教えらえることもたくさんありましたが、またそれとは違ったそれぞれの方の人生から多くを学ばせていただくことがありました。それは、今も変わりありません。

さて、オフィスのことに話を戻します。現在の場所に移転した際と翌年4月に、2度、新たなスタッフを迎えて今まで以上にご来室される方々のご要望にお応えしていこうという時に、COVID-19が発生し、「コロナ禍の世界」が始まりました。第一回の緊急事態宣言の際には、来室されていた方々もスタッフも、初めてこのことで、非常に緊張が高まったのを覚えております。その際には、暫く来室を休みにして様子を見たいという方や中断される方もおられました。所長の北川先生も、オフィスの開室を継続するかどうか、お一人で随分思案されたようです。しかし、最終的に開室継続の決断をされて、そのまま現在に至っております。

コロナ禍の世界は、私たちスタッフのカウンセリングという形態に想定外の変更を迫ることになりました。それは、オンラインカウンセリングや電話カウンセリングの導入です。スタッフの中にも、経験があったり、抵抗なく直ぐに取り入れられるスタッフと、やはり直接お会いして、その場の空気感を共有してお話ししたいと、抵抗を感じたり様子見をしたいというスタッフとにわかれました。私は後者でした。また、来室される方の中にも、「来室してここに一緒に居て話をすることが大切と感じる」とおっしゃる方もいらっしゃいました。

その後、繰り返される緊急事態宣言の中、徐々に感染予防の徹底によって継続可能である道筋が見えてきて、みなさんのご来室やお申し込みもコロナ禍以前に戻りつつあります。そして、オンラインカウンセリングの取入れに対して、現在では、スタッフ全員が対応できるようになっております。今、私も画面を通してお話をすることに少しずつ順応してきているのを感じており、それが不思議でもあります。私は一生の内で対面以外の形態でカウンセリングを実際に行うとは、考えたことがありませんでした。

そして、対面でカウンセリングをされる方とはマスクでお互いの顔が分かりません。ですが、目の前にいらっしゃいます。その方の全体像、カウンセラーの全体像をお互いに自然と認識してその場の空気を一緒に味わえます。一方、オンラインの場合、お顔を見て話し合うことができるのですが、全体像が分かりません。どのくらいの身長の方なのか、どんな雰囲気の方なのか、おそらく直接会った時に、自分の中にできたイメージとの違いに、あるいはイメージ通りであることに驚くのではないかと思います。また、対面の場合は、1メートル以上の距離が間にありますが、オンラインですと、目の前にその方がいらっしゃいます。初めてのオンラインの時には、その距離の近さに戸惑いました。

緊急事態宣言下ゆえのオンラインカウンセリングでしたが、今は、オンライン可能ということで他県からお申し込みがあるようになりました。画面越しのお顔はとても近いのに、じっさいは遠くにいらっしゃることを意識して、どのような風景の中で生活をされている方なのだろうと想像しながらお話を伺っています。普段の対面でも、私の全く知らない世界でお仕事をされて生活されている方がほとんどですが、生活している環境や風景は、ある程度、お互いに想像でき、イメージすることができるのです。ですが、遠方の方が生活されている場を想像することが難しく、時にその地域性を教えていただきながらお話を伺うこともあります。対面でもカウンセラーは想像力を必要としますが、オンラインではさらに想像力が必要とされると感じております。他のスタッフも同様にあるいはさらにいろいろなことを感じながら日々のカウンセリングを行っていることと思います。

そして、直接来室される方、オンラインで来室される方、みなさんはどのようなに心理オフィスKを体験されているのでしょう。

心理オフィスKが6年目を迎えられた大きな要因は、第一回目の緊急事態宣言下における開室継続の所長の決断と、そのもとに集まった個性豊かなスタッフの存在があるのではと思います。また、移転後に始めた心理検査実施もみなさんの日々の生活に役立てていただける一つのサポートになっているように思えております。そして、この心理オフィスKを頼りに来室してくださる方々にこれからも真摯に向き合っていくことがスタッフ一同の想いではないかと思います。

思いがけず、私の振り返りは、コロナ禍の中での振り返りとなりました。ワクチン接種が始まり、効果的と言われる治療薬も新たに承認されました。少しずつ光が見えてきくるようにと願います。これからも、来室される方々とともに歩んでいく心理オフィスKでありたいと思います。

【執筆者情報】

  • 鈴木 眞弓
  • 資格:臨床心理士
  • 経歴:小児科の臨床心理士として、児童や思春期のカウンセリングに従事。経験年数は30年以上。
  • 詳細な紹介・経歴