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カウンセリングからみた教育の目的について

 教育は一見、福祉的な観点から設計されたシステムに思われがちです。しかし、実はそうではなく国力増強という観点から設計されたものなのです。

まったりねこ @neko7hengeさんのツイート

義務教育の目的は「①国家・社会の形成者として共通に求められる最低限の基盤的な資質の育成」「②国民の教育を受ける権利の最小限の社会的保障」http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05082301/003.htm外部リンクとあり、文科省的には「国家・社会」が先なんだね。

https://twitter.com/neko7henge/status/695018730430967808外部リンク

 教育はそもそも国家間の勢力争いの中で、いかに国力を増強するのかという中で生まれたものですからね。国民の教育水準や知力は国力に直結します。フランスの精神測定運動がその走りだったかと思いますが、その中でビネー式知能検査が作られました。

 ビネー式知能検査で測定し、適切な教育を提供することが目的でしたが、それは国民全体の知力を上げることが大きな目的でした。なので、教育は別に福祉目的で作られたものではないのです。これが良いか悪いかではなく。成立の歴史がそうだった、というだけです。

 もちろん、国力が増強すると、必然的に国が豊かになり、その利益は国民に返ってくるので、あれかこれかではなく、どちらにも利益というのが実情に近いのでしょう。あとは受け取り方の問題なのでしょうね。

 蛇足ですが、だとすると途上国援助では何が必要なのかが分かりますね。少なくとも物を与える援助ではなく、教育外部リンクを行き渡らせることが一番の援助なのでしょう。しかし、教育を行き渡らせて困るのはいわゆる先進国です。知力をつけると、国力をつけると搾取できない。

 なので、教育ではなく、物を与えておく方が良いのでしょう。援助しているという大義名分も作れるし。

論考   2016/02/08   北川 清一郎

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