感情がなくなり、麻痺したようになるのは、解離やトラウマの影響かもしれません。解離は意識、記憶、同一性、情動、身体感覚、知覚、運動の体験を自分から切り離すことです。解離はトラウマからの影響によって出現することもあります。
心理職1年目の人がアセスメントの方法やその活かし方を学ぶためのオンラインセミナーです。日時は2021年10月14日(木)19:30~21:30です。講師は北川清一郎(心理オフィスK代表、臨床心理士、公認心理師)です。参加費は1800円です。
心理オフィスKの鈴木カウンセラーによる6年目の振り返りです。コロナ禍によってオンラインカウンセリングなどの導入し、その良さも悪さも含めて、カウンセリングを行うことへの率直な思いが綴られています。
自己否定とは楽しみを制限したり、自分自身を嫌だと感じたりすることです。原因としては養育、学校教育、HSPなどが挙げられます。自己否定する人の特徴は自信がなく、人と比較してしまいます。改善方法は感謝を伝える、言葉を変えるなどです。
開業して6年が経過しました。コロナ禍によりオンラインカウンセリングを導入しました。またセミナーも全てオンラインに移行しました。また、googleのコアアップデートによってPVが減ったのでホームページのリニューアルを準備しています。
大人の発達障害とは、子ども時代には目立たなかった症状が大人になり、仕事をするようになって目立ってきて、発達障害の診断をされることを言います。変わり者に見えてしまう発達障害ですが、適切なサポートがあると、能力を十二分に発揮することができます。
子どもに「学校に行きたくない」と言われた時、親としては動揺しますが、冷静に対応できると良いでしょう。そうなった原因として不登校、精神障害、人間関係があります。いずれにせよ、子どもからのSOSとして理解すると良いかもしれません。
家から出たくないと思うことには様々な理由や原因があります。「般化」が起こっているかもしれませんし、うつ病・適応障害・統合失調症などの精神障害かもしれません。いずれにせよ、対応としては「急かさない」こととスモールステップを作ることが必要です。
8050問題とは中高年の引きこもりと高齢の親によって経済的、精神的、身体的に生活が不安定になってしまうことです。日本では中高年の引きこもりは61.3万人いると推定されます。こうしたことから脱出するために制度利用とカウンセリングが必要です。
HSPは過敏さや繊細さが強い人をさします。そのため、HSPは転移が強くあらわれます。そして、HSPは発達障害などの他の疾患と混同されてしまうところもあります。さらに、HSPは科学的な妥当性が低い概念です。
イギリス王室ハリー王子がEMDRを受けて、トラウマに関する問題を解消したというニュース記事です。そのEMDRとは、トラウマを解消するために開発された心理学的な技法です。1回限りのトラウマであれば、数回程度で解消できます。
発達障害の人は五感・平衡感覚・固有感覚といった感覚面が過度に過敏だったり、反対に過度に鈍感だったりします。過敏さについては苦手な刺激にさらさないようにすることが、鈍感さについては適度に刺激を与えていくことが対応としては大事です。
オンラインセミナー「困難事例へのソリューション・フォーカスド・アプローチ」を開催します。日時は2021年9月23日(木祝)13:00~16:00です。講師はこころの相談室ねこのて代表の福地周子先生(公認心理師、臨床心理士)です。
クリニックや病院などの医療機関では発達障害について医療的なケアを提供しています。検査については知能検査やスクリーニング検査を行い、発達障害の診断を行います。また薬物療法や運動療法などを通して、発達障害の治療を行います。
感受性が高く、感覚過敏の人として、自閉スペクトラム症やHSPが代表的です。感受性の高さや感覚過敏は病気ではありませんが、あまりにも強くなると生活や人生が苦しくなってしまいます。まずは自身の感覚過敏を自覚し、環境調整などをすると良いでしょう。
子どもがトラウマを受けると、大人と同じ侵入症状、回避症状、過覚醒症状、否定的認知の他に、分離不安、退行、身体症状などが出現します。子どものトラウマの対応と予防としては大人との信頼関係を再構築する他、レジリエンスを育むことも重要となります。
発達障害の見分け方には発達障害に詳しい精神科医の診察を受ける、スクリーニング検査を受ける、知能検査を受ける、幼少期の様子をヒアリングする、などがあります。スクリーニング検査は簡単に実施できますが、それだけで発達障害の診断を下せません。
繊細な人はHSPという特性のある方かもしれません。HSPは刺激に反応しやすく、感情の反応が強く、共感力が高く、些細な刺激にも反応してしまう反面、丁寧で深い情報処理を行うことができます。この特性によって普通の人にはできないことができます。
いじめを受けるとトラウマとなり、その後の人生に多大な影を落とします。特に発達障害・自閉スペクトラム症の人はいじめによる傷つきを受けやすい傾向があります。いじめによるトラウマのケアはまずは周りからのサポートが大事になります。
トラウマは生死に関わるような過酷な体験をすることです。トラウマがあると、その後の人生において精神的に不安定になったり、うつになったりします。一方で、それを乗り越えて、ポジティブな体験にしていくこともできます。それを心的外傷後成長といいます。
トラウマを負うと依存症になるのではなく、トラウマから身を守るために依存症になってしまいます。そして依存症になると、依存症の問題が大きくなってしまい、余計に事態をこじらせてしまいます。その場合には元々のトラウマから回復しなければなりません。
発達障害の子どもが学校教育のなかでどのように過ごせるのかはその後の人生に決定的な影響を与えます。発達障害の各疾患の障害特性をよく知り、それに応じた対応をすることで、発達障害の子どもは自信をもち、伸び伸びと過ごすことができます。
感情移入しすぎる人はHSPかもしれません。HSPとは感覚が過敏で、ちょっとしたことが刺激になってしまう人のことです。こうしたHSPは他人に感情移入をしすぎてしまい、それによって疲れてしまったり、辛くなってしまったりします。
HSPとは、空気感や感情を深く読み取る能力が高く、刺激に対して非常に敏感であり、他者を優先させてしまう、といった特徴や性格があります。そのため、日常生活でできる工夫としては自身の性格や特徴をより良く知り、適度に距離を取ることです。
発達障害の方の発達・成長は定型発達の方とはやや異なります。幼少期には目線の合わなさや対人関係の乏しさなどが目立ちます。発達障害の方の成長と発達を支えるため、診断がつくかどうかは問わず、支援を受ける方が良い場合があります。
人と関わりたくなくなる病気にはいくつかあります。ここでは社交不安障害、回避性パーソナリティ障害、HSP、アダルトチルドレン等を挙げました。人と関わりたくない思いが非常に強くなり、日常生活に支障をきたすならこれらである可能性があります。
アダルトチルドレンとは幼少期に養育困難な家庭に育った人を指します。アダルトチルドレンは自尊心が低くなりがちで、そのため仕事でもなかなかうまく行かないことが多いようです。しかし、いくつかの点で気を付けると仕事を順調にしていくことは可能です。
うつ病や適応障害の方やその家族を対象にした、うつ病と適応障害-見分け方とコーピング-に関するセミナーです。うつ病と適応障害は別の疾患ですが、似ているところが多いので、見間違えやすいです。一般の方にも分かりやすいように見分け方についてお話しする予定です。
乳幼児期から「発達が気になる子ども」が増えてきています。ここでは、発達障害といった診断に関わらず、広く「発達が気になる子ども」という視点から、発達を促すために必要な関わりや集団生活を送るために求められる周囲の関わりについて書いています。
深田恭子さんが適応障害の診断をうけ、芸能界を休止しました。適応障害とはストレス因によって起こり、抑うつ症状・不安症状・身体症状が現れる精神障害の一つです。適応障害の実際とその治療を説明し、その上で深田恭子さんの今後について予想を書きました。