トラウマは脳と記憶に重大なダメージを与えます。脳の偏桃体や海馬に影響を与え、恐怖条件付けを形成させます。また記憶に対しては解離やフラシュバック、回避などの影響を与えます。こうした症状があるとPTSDという診断になります。
精神分析に対する批判として、なんでも性に結びつける、エビデンスがない、科学ではない、発達障害には効果がない、過去を掘り返す、などがあります。これらはいずれも誤解に基づくものです。
精神分析は100年前にフロイトが創始しました。その後、クラインやA,フロイト、ウィニコット、ビオン、フォナギー、土居健郎、様々な精神分析家が登場し、精神分析の理論や実践を発展させました。現在でも精神分析や精神分析的心理療法は行われています。
宇多田ヒカルさんが精神分析を受けていたというインタビュー記事がありました。しかし、1回20~30分のセッションであったため、それは精神分析ではなくラカン派セラピーでした。しかし、それでも非常に良い体験をされたことは事実のようです。
断りたいのに断れないとストレスになります。その原因として気の弱さや自己評価の低さ、人から良く見られないなどの心理があります。また断れない性格にはアダルトチルドレンとの関連があります。少しずつ断る練習をスモールステップですると良いです。
WAIS-4の実施、スコアリング、集計、解釈、所見作成を学ぶことのできるアーカイブ視聴です。初心者向けです。講師は心理オフィスKの公認心理師の伊藤周平先生です。料金は10000円です。
毒親とは過干渉だったり、無視したり、暴力をふるったり、病気のため養育が不安定だったりする親のことを指します。毒親に育てられるとアダルトチルドレンやその他の精神疾患になるリスクがあります。毒親からは逃げることや、誰かに相談することが必要です。
産業心理臨床についてのオンラインセミナーです。講師は村上裕子先生です。ライブ配信は2022年10月23日(日)で、アーカイブ視聴は10月24日(月)~1月30日(月)です。参加費は6900円です。臨床心理士の更新ポイントも申請予定です。
人の顔色を窺ったり、依存してしまう心理について解説しています。このような心理を持つ人はアダルトチルドレンかもしれません。人から嫌われたくないという思いが強く働くことが原因です。人との境界線を引き、素直な気持ちになることが大事です。
泣きたいわけでもないのに、「些細なことでも泣いてしまう」「すぐ泣いてしまう」などと感じることはありませんか?この記事では、そのようなお悩みを解決する方法や、人よりも感じやすい特徴であるHSPについて解説しています。
親からの過干渉や過保護によりナルシシズムが適切に育つことができず、対人関係での歪みが生じ、アダルトチルドレンやその他の精神障害になってしまうことがあります。そうした時、安全な場所で自分を解放しつつ、物のとらえ方を変えていくと良いでしょう。
寂しいという感情は自然なものですが、過度になりすぎると対人関係などに支障が生じます。また、それは愛着障害のためかもしれません。過度な寂しがり屋は自己肯定感が低く、見捨てられ不安を抱き、他社評価を気にしてしまいます。
「心理職1年目からできる開業準備のイロハ」をテーマにした無料オンラインセミナーの案内です。講師は心理オフィスKの代表の北川清一郎(臨床心理士、公認心理師)です。ライブ配信は2022年9月14日19~21時で、アーカイブの視聴は無期限です。
良いカウンセラーかどうかの判断は、臨床心理士資格を持っている、心理系大学院を修了している、学会や職能団体に所属している、カウンセリング代が相場程度である、カウンセラー自身の病歴を掲載していない、等の12のポイントがあります。
「ネット・ゲーム依存の心理的支援」というテーマでオンラインセミナーを開催。講師は臨床心理士の森山沙耶先生。ライブ配信は2022年10月16日(日)で、アーカイブ視聴は10月17日(月)~2023年1月16日(月)を予定しています。
発達障害に対するSSTを学ぶオンラインセミナーです。ライブ配信は2022年8月21日(日)10:00~16:00で、アーカイブ視聴は8月22日(月)~11月28日(月)です。参加費は7200円。講師はSST認定講師の吉田悦規先生です。
オンラインセミナー「ポリヴェーガル理論から学ぶトラウマケア」の案内。講師は臨床心理士の吉里恒昭先生。参加費は3700円。ライブ配信は2022年9月20日(火)18:30~21:30で、アーカイブ視聴は9月21日(水)~12月26日(月)。
子育てでは、子どもは思う通りにならず、時間も足らず、ましてや他の家族の協力がなければすぐに限界が来てしまいます。また、子どもがもし仮に愛着障害であれば、その子育てはさらに困難になります。その時には専門家に助力をお願いすると良いでしょう。
受付事務を募集します。週1~5日で、1日5~7時間です。時給は1200円です。
公認心理師Gルートには、現任者の基準の低さ、受験資格認定の運用の緩さ、運用の緩さを悪用した受験生、スキマ世代が受験できない、の4つの問題がある。これにより公認心理師の全体の力量が低くなり、公認心理師の人数が必要以上に多くなってしまった。
アーカイブ視聴「セルフ・コンパッションやヨガ、マインドフルネスを取り入れた認知行動療法」の案内です。講師は石上友梨先生です。ライブ配信は2022年7月18日(月祝)で、アーカイブ視聴は7月19日(火)~10月24日(月)です。
引きこもりの原因には人間関係、家族、不登校、受験や就職の失敗、ネットやゲーム依存などがあります。中には原因が分からないケースもあります。家族は引きこもりの方を無理に外に連れ出そうとせず、会話を増やし、カウンセリングを利用すると良いでしょう。
発達障害者に対する福祉的な支援、行政的な支援、心理的な支援などさまざまなあります。本セミナーではそうした支援について詳しく説明します。講師は臨床心理士であると同時に精神保健福祉士の資格を持ち、発達障害の支援を長年行ってきた方です。
会社に行きたくない、仕事をしたくないという心理にはストレスが関係しています。そのストレスとは厚労省の調査では仕事の質・量、仕事の失敗や責任の発生、対人関係の3つが上位にきています。その問題の対処は書き出しをし、専門家に相談するが効果的です。
愛着障害の人の恋愛は不安定になりやすい傾向があります。試し行動のようにわざと怒らせたり、そっけなくしたり、浮気をしたりして、愛情を確かめようとします。そういう時には好意をきちんともっていることを伝え、不安な気持ちを受け止めてあげてください。
知能検査の歴史は19世紀後半から始まっています。スピアマンやキャッテルが知能の概念を整理し、その後ビネーやウェクスラーが知能検査を開発しました。
スーパーバイザーとスーパーバイジーの濃密な関係の中で「パラレルプロセス」と「心の中のスーパーバイザー」が展開することがあります。こうしたことがスーパービジョンの効果の一つであると言えます。
スーパービジョンというシステムは精神分析からはじまりました。当初は教育分析と混同されていましたが、スーパービジョンはケースの対応についての相談で、教育分析は個人の病理を扱う、というように次第に役割を分化させるようになりました。
スーパービジョンを受けることはカウンセラーの訓練として重要ですが、受けることに苦痛があるので、理由をつけて受けないようにすることも見られます。こうしたスーパービジョンに対する抵抗にはナルシシズム、万能感、エディプス葛藤などが関連しています。
スーパーバイザーとスーパーバイジーの間に起こる倫理的な問題には、二重関係、責任の所在、転移/逆転移、自己研鑽の義務などがあります。
