死にたい、自殺したいという人に対するカウンセリング:自殺予防週間と世界自殺予防デー
先週に自殺予防週間は終わりましたが、週に数回はニュースなどで自殺関連の報道がありました。例えば以下のような・・・
障害ある弟を兄が殺害後に自殺か 埼玉 所沢(2017-09-19 NHKニュース)
19日午前7時半すぎ、所沢市上山口の住宅の2階の部屋で、兄の山之内巧さん(60)と弟の豊さん(55)が血を流して倒れているのを2人の82歳の母親が見つけて警察に通報しました。2人は病院に運ばれましたが、死亡しました。
警察によりますと、弟は布団がかかった状態で、胸に包丁が刺さっていたほか、兄の胸にも刺し傷があり、包丁が近くに落ちていたということです。弟には障害があり、平日は、市内の障害者施設で過ごし、週末などは自宅で過ごしていたということです。
警察は、現場の状況などから兄が弟を包丁で刺して殺害したあと、みずからの胸を包丁で刺して自殺したと見て詳しい状況を調べています。
沖縄タイムス+プラス 沖縄タイムス紙面掲載記事 高2の野球部員 自殺か/浜松 監督注意で抜け出す(沖縄タイムス紙面掲載記事 2017-09-19)
浜松市東区のJR東海道線で18日午前、同市中区の私立高校2年の男子生徒(17)が、普通電車にはねられて死亡したことが19日、分かった。生徒は野球部員で、18日に監督から注意され、練習を抜け出していたという。静岡県警浜松東署は自殺の可能性が高いとみている。
元病院職員の自殺、労災認定…国体優勝者(2017-09-20 毎日新聞)
岐阜県で2012年に開かれた「ぎふ清流国体」のライフル射撃競技で優勝し、14年に自殺した長崎県出身の元病院職員、鈴田潤さん(当時26歳)について、多治見労働基準監督署(岐阜県多治見市)が労働災害と認定していたことが20日、遺族への取材で分かった。遺族は、長時間労働の結果、うつ病を発症したと指摘していた。
「もう動けん」自殺の娘、眼鏡に涙の跡 嘱託職員の遺族(2017-08-30 朝日新聞)
在職中にうつ病を発症し、27歳で自ら命を絶った北九州市元嘱託職員の両親が29日、うつ病は業務が原因と考えられ、公務災害(労災)にあたるとして遺族への補償などを市に求める訴えを福岡地裁に起こした。常勤職員なら認められる労災補償の請求権を非常勤には認めていない同市の条例により、違法に請求を阻まれたと主張している。
すべての自殺とは言えないかもしれませんが、支援やサポートによって未然に防ぐことのできる自殺も多いでしょう。そうした自殺に関する基礎知識や支援の方法については下記のページを参考にしてもらえたらと思います。