横浜の臨床心理士によるカウンセリング、精神分析的心理療法、CBT、EMDR等で鬱やトラウマを改善。初回無料。23時まで開室。土日祝開室。

心理オフィスK

-横浜の臨床心理士によるカウンセリング-

(神奈川県横浜市港北区の菊名駅から徒歩2分)

カウンセリングの申し込みは電話(045-717-5687)
もしくはinfo@s-office-k.comメールアドレス



> ホーム > 読書 > 精神分析臨床家の流儀

 

新着情報(読書)

過去のお知らせや日記、雑記、論考、書籍の書評を掲載しています。

更新を随時受け取りたい方は以下のRSSフィードを登録してください。RSS配信中RSSフィード


精神分析臨床家の流儀

松木邦裕(著)「精神分析臨床家の流儀」金剛出版 2010年外部リンクを読んでの感想です。

目次

  1. 精神分析家と精神分析臨床家
  2. 精神分析臨床家とは
  3. 精神分析臨床家の訓練
  4. 超自我的側面

1.精神分析家と精神分析臨床家

 精神分析家外部リンクと精神分析臨床家の違いについては重要なポイントです。本書ではつねに精神分析的な姿勢を保ち続け、分からんないことに耐えつつも、分かろうとし続けることを後者としています。極端にいえば精神分析家という資格を持っていても、このような姿勢を保ち続けていなければ、精神分析臨床家とはいえないということもできるでしょう。そして、反対にいえば、精神分析家の資格を持っていなくても、精神分析的な姿勢を持ち続けることはできるので、精神分析臨床家であるということもできます。そうはいっても、精神分析の訓練(訓練分析、スーパーヴィジョン、コースワークなど)を経る必要はあるでしょうが。

2.精神分析臨床家とは

 そして、本書では精神分析臨床家としての姿勢やその営みについて語られています。例えば、

  • 設定を一定に保ちつつ、容易にアクティングアウトをしないようにする
  • 外的事実ではなく、内的空想から接近していく

 等です。アクティングアウトをカウンセラーがすることは決して悪いことではないし、それがクライエントさんの利益につながることもあります。また、新たな理論構築につながることもあるでしょう。しかし、それは精神分析ではないし、精神分析臨床家の在り方ではないということかもしれませんが。

3.精神分析臨床家の訓練

 後半ではそうした精神分析臨床家の訓練の在り方について述べられています。訓練分析、スーパーヴィジョン、コースワークの他に研修会や古典の読み方なども書かれており、大変刺激的です。

4.超自我的側面

 ただ、敢えて否定的側面を述べると、精神分析は分かっていることに囚われず、自由に考え続ける姿勢を力説している反面、「~~すべき」「~~であるべき」という超自我外部リンク的な教えが多くみられるように思いました。著者である松木が指導的な立場にいることも影響しているのであろうし、精神分析を銘打っていても精神分析ではないものが多く氾濫しているがゆえに、言わざるをえないのかもしれません。

公開:2017年12月31日 更新:2017年12月31日

読書   2017/12/31   北川 清一郎

ホーム | 案内 | 自己紹介 | 相談内容 | 技法 | 研修 | 企業向け | 料金 | 開室時間 | Q&A | 実績 | 相談の流れ | アクセス(横浜) | 商取引表記 | プライバシーポリシー | 問い合わせ | 新着情報 | blog外部リンク | twitter外部リンク | facebook(個人)外部リンク | facebook(オフィス)外部リンク | sitemap


twitterボタン フェイスブックいいね フェイスブックシェア google+ はてなブックマークボタン LINEボタン

カウンセリングのお申し込みは電話(045-717-5687)・メール(info@s-office-k.comメールアドレス)・メールフォーム

Copyright (c) 2015 - 2018 Psychological Office K All Rights Reserved.
〒222-0021 神奈川県横浜市港北区篠原北2-4-17 ライラック103号,045-717-5687
Photo by Pawel Pacholec and Gianni Cumbo


▲TOP