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深田恭子が適応障害に:適応障害の特徴から深キョンの今後を予想

深田恭子が活動休止を発表…適応障害で 7月期フジテレビ連ドラは降板(スポーツ報知)

女優・深田恭子が芸能活動を休止することが26日、分かった。所属事務所がファクスで発表した。所属事務所のコメントは以下の通り。

私ども所属の女優 深田恭子ですが、昨年春ごろから体調を崩しがちとなり、今月に入り医師より「適応障害」と診断されました。これにより当面の間 治療を優先し、お仕事をお休みさせていただきます。これに伴い、予定されていた7月期のフジテレビ連続ドラマを降板することになりました。関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけすることを心からお詫び申し上げるとともに、私どもとしましても、深田恭子をできる限りサポートしてゆきたいと存じます。  株式会社 ホリプロ

女優の深田恭子さんが適応障害と診断され、そのために芸能活動を休止するとのことです。深田恭子さんといえば、非常に素晴らしい女優さんで、ドラマ「神様、もう少しだけ」「ダメな私に恋してください」「初めて恋をした日に読む話」などが代表作として挙げられます。

プロフィールをみると、東京出身の38歳で、既に芸歴25年にもなるのですね。というと、13歳から芸能界で活動しているということになるようで、すごいですね。

さて、深田恭子さんが診断されたという適応障害ですが、以前には皇族の雅子様も診断されたことがあり、そのあたりから一般にもよく知られた病名かと思います。

1.適応障害とは

適応障害とは環境やライフイベントなどのストレスや負荷によって生じる精神障害の一種で、症状としては抑うつと不安が主となっています。ICD-10(国際疾病分類)では「ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態」と定義されています。
DSM-5に記載された診断基準を簡単に要約すると以下のようになります。

  1. ストレス因がはじまって3ヶ月以内に発症
  2. そのストレスに見合わない重さの症状で、日常生活に支障をきたしている
  3. 他の疾患では説明できない
  4. 死別反応ではない
  5. ストレス因がなくなると6ヶ月以内に症状は消失する

この5つに全て当てはまると適応障害となります。

適応障害についての詳細は以下のページをご覧ください。

2.適応障害の症状

適応障害の症状としては、大きくは以下の3つがあります。

  • 抑うつ症状・・・気分の落ち込みや意欲の低下など
  • 不安症状・・・過度の緊張や焦り、特定のものに対する過度の心配など
  • 身体症状・・・不眠や頭痛、腹痛、疲労感など

こうした症状からするとうつ病や気分障害と区別がつかないように思いますが、ストレス因がどこまで影響しているのかによって判断することができます。うつ病などの場合には、明確なストレス因がなくても発症しますし、ストレス因がなくなっても長期にわたって症状が持続します。

うつ病についての詳細は以下のページをご覧ください。

3.適応障害の治療

適応障害の治療ですが、一番は休養になります。ストレス因が直接の原因なので、そこから離れることで多くは症状が軽快します。ただし、症状がそれでよくなったからといって元の環境に戻るとストレス因は残っているので、適応障害が再発するという事態になってしまいます。ですので、環境やストレス因をどのように変えていくのかが大事になります。

あとは、通常の薬物療法にとって症状を緩和させることも大事ですし、ストレス因との付き合い方や接し方について話し合うようなカウンセリングも有効であります。

4.深田恭子さんの今後

このように適応障害の治療には休養が特に大事となります。つまり、休職やお休み、環境を変えることでだいたいが治ります。ですので、深田恭子さんも芸能活動を休止しましたので、うまくいけば6ヶ月以内には治るのではないかと予想します。

ただ、芸能界も非常にストレス因の高い現場だと思うので、症状が治まったからといってすぐに復帰するということにはなりにくい状況もあるかもしれません。

5.適応障害についての相談をする

深田恭子さんの芸能界休止の知らせを受け、急遽適応障害について書きました。現代社会はストレスが多いと思いますし、そのために適応障害になってしまう方は多いかもしれません。

もし適応障害について相談したいという方は当オフィスで対応いたしますので、以下の申し込みフォームからご連絡ください。


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