オンラインセミナー「トラウマインフォームドケアと被虐待児・犯罪被害者の心理的支援」

心理オフィスKの公開セミナーとして「トラウマインフォームドケアと被虐待児・犯罪被害者の心理的支援」をオンラインで開催します。システムの問題や用事、体調不良などで参加できない時でも返金いたします。
■概要
今、教育や福祉、医療の領域で、トラウマインフォームドケアという考え方が急速に浸透しつつあります。教育現場や福祉現場、医療現場に新しい風が吹き始めています。
問題行動と呼ばれているものをトラウマの視点から見ると、見え方が一変します。叱責や威圧的な指導が当たり前のように行われてきたものも、トラウマの視点で見ることによって、全く違う様相が見えてきます。そして、トラウマという視点に基づいた具体的な対応法が提供されるようになります。
このセミナーでは、トラウマとはいったい何なのか、トラウマの視点で子どもや成人を理解することの意義とその実際について学びます。さらに、虐待や逆境体験にさらされた子どもや犯罪被害にあった人たちをどのように理解し、具体的にどのような対応をすればよいのか、トラウマの心理療法の基本原理、代表的な理論の実際などをわかりやすくお話いたします。
また、具体的なケースを豊富に用意し、グループワーク・ケース検討なども取り入れながら学びやすいセミナーにすることを目指します。
- Zoomのブレイクアウトルームを用いたグループワークを行います。その際、カメラとマイクはONにしてもらうと助かります。もし難しい方はカメラをオフにしての参加や、グループワークの時間は参加せずに待機でも可です。
■本セミナーで学べること
- トラウマインフォームドケアの考え方
- トラウマの理解と対応
- トラウマに関する心理療法の基本原理
- 虐待や逆境体験にあった児童についての理解と対応
- 犯罪被害者の理解と対応
等々
■講師
村尾泰弘 先生
- 所属:立正大学社会福祉学部教授、NPO法人神奈川被害者支援センター理事長
- 資格:臨床心理士、公認心理師
- 専門領域:犯罪臨床心理学、家族療法、アートセラピー
- 出身大学院:横浜国立大学大学院教育学研究科
- 経歴:1981年3月横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。家庭裁判所調査官として少年非行や離婚など多くの家庭問題にかかわった後、立正大学 専任講師、助教授を経て、現在、立正大学社会福祉学部教授。NPO法人「神奈川被害者支援センター」理事長、「家族相談士・家族心理士資格認定機構」理事長、日本司法福祉学会前会長。臨床心理士・公認心理師としても活動している。
- 著書:
■日時
- ライブ配信:2022年11月23日(水祝)10:00~16:00(途中休憩1時間)
- アーカイブ視聴:2022年11月24日(木)~2023年2月27日(月)
■参加費
6,800円
- お申し込み後のキャンセルは可能です。参加費の返金に応じます。
- システムの問題、急用、体調不良で当日十分に視聴できない時でも返金します。
■オンライン開催
ライブ配信はZoomを用いておこないます。また、セミナーの様子は録画しますので、アーカイブで視聴できます。
■参加資格
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。
トラウマやその臨床、支援などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。
■臨床心理士更新ポイント
臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。
■申し込み期日
- ライブ配信に参加の方:2022年11月21日(月)まで
- アーカイブ視聴を希望の方:2023年2月23日(木)まで
■参加方法
参加希望者は以下のセミナー申し込みフォームからお申し込みしてもらえたらと思います。