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ミルトン・エリクソンの実践から心理療法を振り返る【セミナー】

概要

ミルトン・エリクソン(Milton Hyland Erickson, 1901-1980)は、20世紀の心理療法に革命をもたらした催眠療法家として知られており、催眠だけでなく、ブリーフセラピーや家族療法といった心理療法の発展にも多大な影響を与えました。

エリクソンは心理療法の理論化に異を唱え、創意工夫を重ねた臨床実践を積み上げることで、常に独創的な論文を発表しました。彼の取り組みに魅了された心理療法家たちはエリクソンを訪ね、議論を交わして学び合い、エリクソンの実践を解説したり、論文や書籍の共著者となることで、その実践を体系的に紐解いていきました。

本研修会では、エリクソンの人となりや心理療法の実践例を紹介・解説します。そのうえで、私たちがどのように自己の実践に活かせるのかを検討し、さらに臨床実践を磨いていくための契機としたいと考えています。講義の合間には、エリクソンの実践に近づけるような演習を取り入れながら、セミナーを進めていく予定です。

催眠やブリーフセラピーに関心を持っている方はもちろん、心理療法を広い視点で考えてみたい方、あるいは臨床実践を一度立ち止まって見直し、ブラッシュアップしたい方のご参加をお待ちしております

本セミナーで学べること

  • ミルトン・エリクソンの心理療法(催眠療法含む)の事例
  • ミルトン・エリクソンの人となり
  • ミルトン・エリクソンの実践から展開した心理療法。特にブリーフセラピーや家族療法
  • ミルトン・エリクソンの催眠療法の特徴
  • ミルトン・エリクソンが心理療法へ貢献したこと
  • 心理療法の実践を振り返ることにより、ブラッシュアップする機会につなげること

講師

長谷川明弘

長谷川明弘 先生

  • 現職:帝京大学文学部心理学科教授/吉祥寺・三鷹カウンセリングセンター(KiMiC)運営責任者
  • 資格:臨床心理士、公認心理師、指導催眠士・認定催眠士、臨床動作士、等
  • 所属学会・研究会:日本催眠医学心理学会(理事、編集委員、広報委員)日本心理療法統合学会(理事、編集委員)、ブリーフセラピーネットワークジャパン(理事、事務局長)、日本臨床動作学会、日本ブリーフサイコセラピー学会、日本心理臨床学会、日本心理学会、他
  • 研究テーマ:世代を問わないで、ブリーフセラピー、催眠法、臨床動作法を統合的に同化して、短期で効果的な実践を目指すブリーフサイコセラピーや生きがい
  • 経歴:愛知学院大学卒業。新潟大学大学院修了後、医療、福祉、教育、産業領域で実践活動を行いつつ、東京都立大学大学院で博士号(都市科学)を高齢者の生きがいの地域差で取得。2003年から金沢工業大学で学生相談に携わり、2013年から東洋英和女学院に勤務しながら、2020年に吉祥寺・三鷹カウンセリングセンターを開設した後、2024年から帝京大学に勤務している。所属した大学・大学院では、2004年以降に臨床心理士・公認心理師といった心理専門職の養成・訓練に従事してきた。

セミナーの紹介

配布資料の一部

配布資料の一部

セミナーの様子の一部

動画の内容

本セミナーでは、ミルトン・エリクソンの生涯と臨床実践を手がかりに、心理療法家自身の生い立ちや経験が、その臨床観や技法、クライエントとの関わり方にどのような影響を与えるのかを取り上げています。

エリクソンは幼少期から身体疾患やさまざまな身体的制約を経験し、その中で他者のわずかな身体の動きや姿勢、振る舞いを注意深く観察する力を培っていったとされています。本セミナーでは、こうした彼自身の経験が、クライエントの微細な変化を捉え、その人に応じた介入を組み立てていく独自の臨床実践とどのようにつながっていったのかを紹介しています。

また、エリクソンの臨床を単なる技法の集合として理解するのではなく、その背景にある「人をどのように見るのか」という姿勢にも焦点を当てています。クライエントの言葉だけでなく、身体の動き、姿勢、反応の変化などを丁寧に観察し、その人がすでに持っている特徴や可能性を臨床に活かしていく視点について考えていきます。

さらに、心理療法家がどの理論や技法を選択するのかという問題についても扱っています。精神分析、認知行動療法、ブリーフセラピーなど、心理療法にはさまざまなアプローチがありますが、治療者が特定の理論や方法に惹かれる背景には、自身の生育歴や個人的な体験、価値観などが関係している可能性があります。自分がなぜその技法を選び、何を大切にして臨床を行っているのかを振り返ることの意味についても考察しています。

心理療法は、理論やエビデンス、技法を身につけるだけで成り立つものではありません。治療者が何に注目し、クライエントをどのように理解し、どのような言葉や介入を選択するのかには、その治療者自身の経験や臨床観が少なからず反映されます。本セミナーでは、エリクソンの歩みを通して、心理療法家自身の「あり方」と臨床実践とのつながりを捉え直していきます。

ミルトン・エリクソンの人物像や臨床の背景を知りたい方はもちろん、日頃用いている技法や理論と自分自身との関係を振り返り、治療者としての臨床姿勢について考えたい方にも参考になる内容です。

収録時間

約5時間00分(個人ワーク含む)

オンデマンド視聴期間

無期限

参加費

5,500円

  • 体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します
  • 支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、ペイジー(Pay-Easy)があります。
  • 自治体などで請求書払いが必要な方はこちらの【請求書払いの申し込みフォーム】からご連絡ください。

オンライン開催

オンデマンド視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかはこのテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればオンデマンドは視聴可能です。

参加資格

臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生、一般の方など。催眠療法やブリーフセラピー、心理療法のブラッシュアップなどに興味を持っていればどなたでも参加可能です。

臨床心理士更新ポイント

本セミナーは、ライブ配信・オンデマンド視聴のいずれも、臨床心理士資格更新における2条(4)の項目(2ポイント)に関する研修機会として取り扱っています。資格更新に必要な参加証明等の手続きについては、受講された臨床心理士の方へご案内します。

申し込み期日

無期限

参加方法

  1. 下の「セミナーに参加する」ボタンを押す
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  5. メールが届いたら、その中に記載された視聴案内のPDFファイルをダウンロードする
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