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臨床仲間と出会うために

日本心理臨床学会第38回大会の参加感想記

令和元年6月6日(木)から9日(金)まで横浜のパシフィコ横浜で日本心理臨床学会第38回大会が開催されました。心理臨床家が一堂に集まる大きな学会です。私も毎年のように参加し、発表し、同業者との友好を深めています。その学会の参加した感想を書いてみたいと思います。

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愛情という共謀

カウンセリングにおける傾聴と愛情にまつわるファンタジー

カウンセリングをする上で話を聴くこと、つまり傾聴は基本的な営みです。そして、そうしたことをクライエントが求めることは不自然なことではありません。しかし、そうしたことが第一になってしまうことによる弊害もあります。そうしたことについてここでは書いていきます。

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隠蔽された悪い関係

カウンセリングにおいて否定的な関係になることをめぐって

カウンセリングではカウンセラーとクライエントが時には非常に険悪で、緊迫した、否定的な関係性が展開することがあります。もしくは、一見表面的には良性の関係があるように見えて、裏に疑心暗鬼などの否定的な関係が隠されていることもあります。こうしたことが起こる理由やその取扱いについて書いていきます。

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話を聴く時間ないのです。

カウンセリングと精神科での診察との違いについて

精神科に通院するクライエントは心理的な苦痛が大きいため、精神科医に様々なものを期待します。その中には話を聴いてくれることや、カウンセリングを求められます。しかし、精神科医が長時間の対応をすることはいくつかの理由で困難なのです。

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離脱者ラカン

ラカンから見た精神分析とは

新宮一成(著)「ラカンの精神分析」講談社現代新書 1995年を読んだ感想です。ラカンの理論は非常に独自的で、精神分析のみならず哲学や思想、文化論に多大な影響を及ぼしました。ラカンの理論は難解で、理解しがたいところが多いですが、知的創造を刺激されてしまいます。

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人生で出会う最初の痛み

出生外傷からみるランクの空想と現代精神分析への貢献

オットー・ランクは1924年に「出生外傷」という本を出版しました。この出生外傷というアイデアは、実は現代精神分析に通じる非常に有用な概念であると同時に、ランクの幼少期の体験やそこから生まれた願望も含まれています。ここではそうしたことについて書いています。

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嘘ついてたの?

「心理テストはウソでした」を読んで

村上宣寛(著)「心理テストはウソでした-受けたみんなが馬鹿を見た」日経BP社 2005年を読んだ感想です。本書は主にロールシャッハテストについての批判を展開しています。しかし、多少ロールシャッハテストについての誤解に基づいているようなところもあったので、それに対する批判を書きました。

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それは正義か?

公認心理師における二重関係と利益誘導

公認心理師には倫理規定があり、その中に二重関係や利益誘導、私的利用などを厳に戒めています。そうした中、医療機関にその併設するカウンセリングルームのパンフレットを置くことは倫理に抵触するかどうか、するとしたらどう回避すればよいのか、といった問題についてここでは書いています。

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会わなくて何が分かるの

「非対面心理療法の基礎と実際」を読んで

岩本隆茂、木津明彦(共編)「非対面心理療法の基礎と実際 インターネット時代のカウンセリング」 培風館 2005年を読んだ感想を書きます。最近ではSNSが主流ですが、この時代にはまだそうしたものが少なかったようです。ちなみに当オフィスでもSkypeや電話を用いたオンラインカウンセリングを実施しています。

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