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赤ん坊は何を体験しているか?

乳児の対人世界

D,N,スターン(著) 小此木啓吾、丸田俊彦(監訳) 神庭靖子、神庭重信(訳)「乳児の対人世界 理論編」 岩崎学術出版社 1989年とD,N,スターン(著) 小此木啓吾、丸田俊彦(監訳) 神庭靖子、神庭重信(訳)「乳児の対人世界 臨床編」 岩崎学術出版社 1991年を読んだ感想を書きました。

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この苦しみに意味はあるのだろうか?

カウンセリングを受けることの苦痛について

カウンセリングで一時的に苦しくなる理由や、防衛機制との関係を解説し、苦痛を扱うことが成長の重要なプロセスであると紹介します。モデルケースを通して、感情を言葉にする過程やカウンセラーの役割、苦痛を乗り越えた変化も説明。癒しだけでなく、自己理解と生き方再構築につながる意義を伝えます。

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嫌なことから目をそらさないで

カウンセリングにおけるカウンセラーの否定的感情

カウンセラーがクライエントに抱く否定的感情(苛立ち、無力感、嫌悪感など)の背景と意味、治療的活用の視点を解説します。これらは失敗ではなく、クライエントの心や対人関係の再現として現れる手がかりです。スーパービジョンや自己省察で関係を深め、支援につなげるヒントを紹介します。

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優しさという幻想

優しいカウンセラーの功罪について

過度な優しさは一見安心を与えるように見えても、カウンセリングではクライエントの成長や変化の機会を奪い、関係をこじらせることがあります。本ページでは、優しいカウンセラーが陥りやすい落とし穴や否定的感情の扱い、中立性の保ち方について解説し、効果的なプロセスへ導く視点を提示します。

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既得権益の呪縛を超えて

公認心理師資格の成立とカウンセラーの役割

公認心理師資格が施行され、現任者講習の申し込みが開始されました。これまでの成立過程の中で公認心理師の質の担保をどうするのかについて様々な団体による思惑が交錯してきました。それらを封建制度と民主主義というメタファーを使って書いてみました。

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議論から逃げるな

精神分析の定義とそれを議論することの臨床的意義について

精神分析とは何か?については様々な議論がされてきています。そして定義の問題などは一見すると臨床的にはあまり意味があるようには見えません。しかし、定義は姿勢や技法に直結しており、極めて臨床的に重要です。ここではそうした精神分析の定義とその意味について書いています。

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分かり合えるという幻想

カウンセリングからみた対話による理解し合うことの理想と現実

人と人、国と国はどこまで理解し合うことができ、どこまで協力関係を築いていくことができるのでしょうか?その中で対話という機能が有効に働く希望はありつつ、あまりにも安易に対話という言葉を使い、万能的に持ち上げることが多いように思います。ここではその対話の理想と現実について書きました。

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お花畑がむしろ戦争を招く

悲観主義と楽観主義、マゾヒズムとナルシシズム、それらの病理

精神分析家フロイトが生きた時代には悲観主義が蔓延し、その中で死の欲動、超自我、マゾヒズムといったトピックが議論されてきました。しかし、現代は楽観主義とナルシシズムが蔓延していると言えます。それは精神分析的な患者理解や技法にも直結するテーマと言えます。以下で、その議論について書いています。

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