【臨床心理士、公認心理師が困り事の相談にのります。対面・オンライン可】

カウンセリングにおいての信頼関係について

信頼関係より大切なこと

カウンセリングにおいて、カウンセラーとクライエントさんの間で信頼関係は重要なファクターになります。

しかし、信頼関係というものは厳密に定義もできなければ、測定したり、数値化することが非常に困難であるという特性もあります。さらにもっというと信頼関係ができたからといって、カウンセリングでクライエントさんの困りごとや苦痛が変わらなければ、何の意味もないことになります。

信頼関係はベースとして大事ですが、それよりもカウンセリングの専門家として何を提供でき、カウンセラーとしてどう援助できるのかが何よりも大事だと考えます。そして、信頼関係は意識して作るものではなく、カウンセリングの結果、何らかの効果や手ごたえがあったうえで、自然に出来上がっていくものなのでしょう。

「フンフン、ナルホド」と優しくうなづいて、表面的に迎合だけして、仮にクライエントさんがリラックスできたとしても、問題が解決しなければ何もなりません。専門的な見立てをし、専門的に介入し、なんらかの変化や改善を現実のものとし、結果を出さなければいけません。そして、それをクライエントさんが認めてくれたら、ひいてはそれがクライエントさんとの信頼関係につながっていくものと思います。

【執筆者情報】

  • 北川 清一郎
  • 資格:臨床心理士、公認心理師、日本精神分析学会認定心理療法士など
  • 所属学会:日本心理臨床学会、日本精神分析学会、日本EMDR学会、日本臨床心理士会、日本公認心理師協会など
  • 役職:神奈川県臨床心理士会代議員、日本臨床心理士会委員などを歴任
  • 経歴:精神科や心療内科、教育センター、児童相談所、就労支援施設などでの臨床経験は約20年になる。また、臨床心理系の大学などでの非常勤講師を歴任。執筆した論文は多数。メディアや雑誌での出演経験も豊富。
  • 詳細な紹介・経歴
論考
フォローボタン
心理オフィスK
タイトルとURLをコピーしました