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エクスポージャーと精神分析とカウンセリング

セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック

セラピストのためのエクスポージャー療法ガイドブック:その実践とCBT、DBT、ACTへの統合(創元社)」についての多少の感想。

本書の最初の出だしで、エクスポージャーはカウンセラーには馴染みがなく、扱われることも少なく、不遇な存在としている。けど、そうなのかな。そこそこよく使われてると思うが。やや悲劇のヒロイン的にしたててるような。

けど、それはともかく、エクスポージャーについて、非常にまとまっており、かつ分かりやすく技法を説明しているし、実践のコツが詰まってるので、復習としては最適。精神分析の本のように心を使わずに読めるので、サクサク進む。

エクスポージャーは背景理論や方法論は違うが、精神分析に似てるところもあるように思う。回避はせずに不安に向き合いましょうというやり方。精神分析の基本も防衛している自分に気付き、不安を見ていくというもの。エクスポージャーはそれを不安の中身はあまり考慮せず、強力にしようとしてるだけ。

しかし、精神分析とエクスポージャーに似ているところがある、なんて言うと双方の専門家から批判されそうかな。「違う!」って。

【執筆者情報】

  • 北川 清一郎
  • 資格:臨床心理士、公認心理師、日本精神分析学会認定心理療法士など
  • 所属学会:日本心理臨床学会、日本精神分析学会、日本EMDR学会、日本臨床心理士会、日本公認心理師協会など
  • 役職:神奈川県臨床心理士会代議員、日本臨床心理士会委員などを歴任
  • 経歴:精神科や心療内科、教育センター、児童相談所、就労支援施設などでの臨床経験は約20年になる。また、臨床心理系の大学などでの非常勤講師を歴任。執筆した論文は多数。メディアや雑誌での出演経験も豊富。
  • 詳細な紹介・経歴
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