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日本臨床心理士会 第5回代議員選挙 立候補の動機

日本臨床心理士会第5回代議員選挙の全国区と神奈川区に私、北川清一郎が立候補させていただきました。立候補の動機としては以下の通りです。

私はこれまで開業の領域で仕事を行ってきました。開業臨床は非常に魅力的で、やりがいのある仕事です。しかし、多くの開業臨床家は経済基盤がそれほどしっかりしていないことが多く、このコロナ禍の中で経営的に非常に苦しい状況が続いています。

また、開業に身を置いている会員は多いとは思いますが、日本臨床心理士会の中の役員や代議員には開業臨床家は少ないように思います。そこで、開業臨床家の現場の声を会に届けながら、日本臨床心理士会の中の開業の立場や会そのものの発展に貢献できればと考えております。

ちなみに、これまでシンポジウムや研究発表において開業に関するテーマで何度か発表させていただきました。そこで参加者の方と議論すると開業への興味関心は高いことが伺えました。しかし、一方で開業することに対する心理的、経済的なハードルも高く、多くの会員が開業には躊躇していることも同時に伺えました。

開業での知見は心理臨床の発展に大きく寄与するポテンシャルはありつつ、それを担う開業臨床家があまり誕生しないという状況もあるように思いました。こうしたことから、会員への開業への魅力を伝えつつ、開業したい人の後押しをするような仕事もしていきたいと考えています。

また、そもそも役員や代議員には大学教員が多くを占めています。大学教員が問題であるということではありませんが、会員の多くが臨床現場で働く臨床家であることを考えると、もっと現場の人間が役員や代議員になり、現場の声を会に反映させていくことも必要ではないかと考えます。そうした点からも現場の一臨床家として、代議員に立候補した次第です。

以上が日本臨床心理士会の代議員に立候補した動機です。何かご質問があれば、遠慮なくご連絡を頂けたらと思います。

代議員選挙は2023年3月10日までとなっております。私の代議員への立候補の動機を読んでいただき、ご賛同がいただけるなら、選挙の上でご支援をいただけたら幸いでございます。

何卒よろしくお願い致します。長文失礼致しました。これで失礼致します。