■概要
子どものための心理療法、カウンセリングとして選ばれることの多いプレイセラピー(遊戯療法)ですが、大人の心理的介入方法と比べて、大学や大学院でその理論や技法をじっくり学ぶことは少ないように思います。実際に現場に出てプレイセラピーをすることになったものの、言葉によらない子どもの表現やコミュニケーションに戸惑い、どう子どもとやりとりすればいいのか困る場面も多いのではないでしょうか。あるいは、子どもと遊ぶ経験をしたことがある人は、上手に楽しく子どもと遊ぶことはできているけど、果たしてこれがセラピーなのだろうか??と、自信が持てないままでいるかもしれません。
プレイセラピーには理論的な背景があり、遊びを用いる意義をセラピストが理解して、遊びを最大限に活用する方法を知ることで、セラピーとしての遊びやセラピストとの治療的な関係性を促進し、子どもの心理社会的な問題解決や予防、成長発達が可能となります。本セミナーでは、講義とディスカッション、短い事例を用いた演習を通して、プレイセラピー実践の自信へとつなげていきます。
効果があり、すべきことが分かるようになるプレイセラピーを学びたい方は是非ご参加ください。
- A4コピー用紙3枚と、色鉛筆かクレヨンをご用意ください。
以下は当日のレジュメの一部です
以下は当日のセミナーの様子です
■本セミナーで学べること
- プレイセラピーと治癒的遊びの基本的な考え方
- プレイセラピーを促進する構造と関わり
- 子どもの遊びが教えてくれること:アセスメントの基礎
- 遊びの力を促す、活用しやすい技法
■講師
湯野貴子 先生
- 所属:ファミリーメンタルクリニックまつたに、桜美林大学・明治学院大学・静岡大学 大学院非常勤講師
- 資格:臨床心理士、公認心理師
- 出身大学院:国際基督教大学大学院
- 学会:日本心理臨床学会、日本精神分析学会、Association for Play Therapy
- 経歴:教育相談、子ども専門のクリニックの心理士として、また、東京都離島での子育て支援の経験を経て、現在は、医療、教育、福祉、災害緊急支援などの現場で、研修講師や臨床実践、指導を行う。臨床実践では、子どもや家族への遊びを用いた統合的プレイセラピーを行っている。
- 書籍:
■収録時間
約5時間(ワーク含む)
■アーカイブ視聴期間
2025年11月25日(火)まで
■参加費
5,500円
- 体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。
- 支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、銀行振込、ペイジー(Pay-Easy)があります。
- 自治体などで請求書払いが必要な方はこちらの[請求書払いの申し込みフォーム]からご連絡ください。
■オンライン開催
アーカイブ視聴はVimeoを用いています。視聴可能かどうかはこのテスト視聴のページをご覧ください。映像と音声がうまく再生できていればアーカイブは視聴可能です。
■参加資格
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生、一般の方など。
プレイセラピーや子どもの心理療法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。
■臨床心理士更新ポイント
臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。
■申し込み期日
2025年11月25日(火)
■本セミナーの後編
本セミナーの後編として以下のセミナーがあります。あわせてご視聴ください。
■参加方法
- 下の「セミナーに参加する」ボタンを押す
- ページが移動したら、「購入手続きに進む」ボタンを押す
- 名前、所属、メールアドレス、資格を記入し、支払い方法を選択する
- 選択した支払方法に従ってお支払いをする
- メールが届いたら、その中に記載された視聴案内のPDFファイルをダウンロードする