大学院の単位では公認心理師を受験できない人のために

大学院で必要単位を取得できず、公認心理師の受験資格がなく、困っている人へのアドバイスです。方法によっては受験資格を得ることができるので、以下の文章を参照してみてください。

1.公認心理師の受験資格がない

公認心理師の受験資格についての話です。公認心理師とは何か?についてはブログ記事「公認心理師の概要について」を参照してください。

臨床心理士養成の大学院に在籍中か、もしく修了後すぐの駆け出しの臨床家で、臨床経験5年に満たず、かつ大学院の授業・講義・実習では受験資格の要件を満たすことができず、受験できない方がいるようです。

そうした方が公認心理師の資格を取りたいと考えた場合、再度、大学院や学部に入りなおさないといけない、という事態が生じてしまいます。なぜなら、必要な単位だけ他で取得する、ということが現行の公認心理師法では認められていないからです。

2.大学院生や初学者でも現任者で

しかし、抜け道ではありませんが、大学院の単位で受験資格を満たすのではなく、現任者での受験(いわゆるGルート)で受験するという方法があります。どういうことかというと、もし大学や大学院の間に現場実習やボランティアで心理支援的なことを行っていたのであれば、それが臨床経験に含まれる可能性があります。週1回の無給ボランティアであっても臨床経験として算定するとあります。

ですので、実習先やボランティア先、もしくは大学院の内部実習である臨床心理センターなどに相談し、心理支援と認定してもらい、所属長に書類を書いてもらうことができると良いでしょう。それによって、経過措置期間中に臨床経験を5年間積んでいるということになります。

そうなると、あとは公認心理師の現任者講習会を受けることで、公認心理師の受験資格が得られる可能性が出てきます。

ただ、実習期間で単に教育分析や個人分析スーパービジョンを受けているだけでは臨床経験には含まれませんので、ご注意ください。

3.最後に

もちろん、これは必ずと公認心理師の資格試験を受験できると保証するものではありません。しかし、可能性はありますので、公認心理師資格試験を受けれないと嘆いている人は一度相談されると良いでしょう。

臨床心理士の養成の大学院でそれなりの訓練を受けているのですから、何らかの手立てをもって公認心理師も受けれると良いと思います。

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